-目覚め編-




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愁いに満ちたその表情には、あの頃の面影はなかった。
18の時が、20の時が、彼を変えた。

彼の名は・・・ない。

己の名前を捨て、一人の友を連れ旅立った。
赤い瞳を持つ小さな暖かな身体。
その友が彼を深淵の闇から救った。

友の名はルト。

これから始まろうとする物語には、ただそれだけでいい。
本編・外伝へと続く物語には、過去は要らない。
そう、新しい一歩を踏み出すためには・・・。


       
-つづく-



※企画・脚本:文鳥侍 -2003.12-



【本編第一部】 【外伝】

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