-朱刀編-




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どくん・・・
どくん・・・
と、闇が脈を打っていた。

いや、それは闇ではなかった。
それは、闇の中に息づく者の鼓動。

「我が・・・失われし右腕・・・
 この屈辱、この恨み・・・思い知るがいい・・・」

闇から聞こえしその声は、聞き取れないほど小さな呟き。
しかし、その声にはたっぷりと恨みが籠もっていた。

「待っておれ、侍よ・・・!」





       
-つづく-



※企画・脚本:文鳥侍 -2005.06-



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