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名古屋の隣町、大府市のペットクリニック。斉藤動物病院です。

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ツバメの営巣 観察記 2014 春 

ツバメの営巣

病院2階の自宅の玄関の扉前の軒下に、ツバメが巣を作り、卵を5個産みました。近年、この辺りのツバメの飛来が減ってくる中、開業以来一度も来たことがなかったのに、遂にやってきました。5月上旬に壁に泥をつけ始めたので、チャンスと思い、ギプス用の樹脂を壁に付けました。多少時間がかかりやきもきさせられましたが、なんとかその上に泥などで巣を作ってくれ、5月20日頃に産卵しました。

玄関の扉にあまりにも近いので、出入りの時に母ツバメと目が合ってしまい、抱卵を邪魔してしまっていますが、なんとか折り合いをつけて、孵化してほしいものです。  その後、卵は5個あることが確認できました。時々、巣を開けることもありますが、おおむね抱卵していました。


そして、6月2日頃、どうも座り方の向きがおかしいと思っていたら、ついに孵化しました。卵の殻は遠くに持って行ったようで下には落ちていませんでした。8日現在では、雛が何羽いるとかは不明です。まだ、鳴かないです。 その後、雛は4羽であろうと思われました。できるだけ刺激しないで観察しようという姿勢はありますので、親鳥が雛に餌を与えるときのピーピーという鳴き声をたくさん聞きたいのですが、人間が見ていると親鳥がやってこないので、聞くのは結構難しいです。


運がよければ雛が顔を出しており、成長が確認できました。この写真は孵化しておよそ2週間ほどの時ですが、結果的にはこの翌日巣立っていきました。突然、巣の中が空っぽになり、何か事故でもあったのではないかと心配しました。蛇に襲われたんではないか?とかカラスが襲ったんではないかなど考え出したらキリがありません。しかし、翌々日から、夜だけ巣に帰ってきたときは感激しました。朝、夕などは病院の前で飛び回っておりますが、ちょっとだけサイズが小さく、ちょっとだけ尾が短いので親たちとは区別できます。ある日、ツバメが8羽ほど乱れて飛び回ったり、病院の壁に止まったり、巣の中に入ったりしていました。近所の別のファミリーを自分の家に招待したのでしょう。夜の帰宅は2週間ほど続きましたが、ついに帰ってこなくなりました。たまに、親鳥が枯れ草を咥えてくるようですので、また産卵しないかを期待しております。

残念ながら、その後、産卵はありませんでした。来年に期待しましょう。

 8月末に、十分には飛べないツバメを保護しました。大きな外傷は見当たらなく、2〜3mほどは飛べますが、落ちてしまいます。食欲は旺盛で、杯に入れたミルワームをがつがつ食べます。人をあまり恐れなくて、指に止まったりするので、たまらなくかわいいのです。しかし、野生動物とは距離を置いて接することが大切です。1週間入院した後、元気に飛び立っていきました。

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