別館 ものぐさ文楽堂

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ついにやり始めちゃいました。おそるおそる文楽レビューを書いてみようと思います。

 歌舞伎館の離れに「文楽堂」を建てることにしました。というのも、人形浄瑠璃「文楽」も歌舞伎に負けず劣らず魅力的な演劇だからです。今でこそ立場が逆転していますが、文楽は歌舞伎の「先輩格」であり、歌舞伎の演目も多くは文楽を源にしています。歌舞伎の仮名手本忠臣蔵の大序などは文楽に敬意を払った形ですし、生身の人間がわざわざ「人形振り」で踊ったりもします。今でもこと義太夫(竹本)の内容では文楽のほうが一枚上でしょう。
 どちらかというと「堅い」「地味な」文楽ですが、ユーモラスな場面もあります。また、表情がないはずの人形が役者以上に物を語る不思議な瞬間があるのです。太夫・三味線・人形遣いと完全に分かれている不自由さが文楽の秘密かもしれません。その不自由な分業が三位一体となる時、えもいわれぬ表現力が生まれます。
 ものぐさな私ですが、少しでも文楽の魅力を紹介できればと思います。

 


国立劇場 文楽公演スケジュール

年月 演目 よみ  
1998年2月 近松名作集
第一部
曾根崎心中 そねざきしんじゅう  
第二部 今宮の心中 いまみやのしんじゅう  
第三部 冥途の飛脚 めいどのひきゃく  
1998年5月 通し狂言 伊賀越道中双六 いがごえどうちゅうすごろく  
1998年9月 第一部 壇浦兜軍記 だんのうらかぶとぐんき  
摂州合邦辻 せっしゅうがっぽうがつじ  
四季の曲 しきのきょく  
第二部 生写朝顔話 しょううつしあさがおばなし  
1998年12月   仮名手本忠臣蔵 かなでほんちゅうしんぐら  
双蝶々曲輪日記 ふたつちょうちょうくるわにっき
 
1998年12月 文楽鑑賞教室 二人三番叟 ににんさんばそう  
傾城恋飛脚 けいせいこいびきゃく
 
1999年2月 近松名作集
Aプロ
鑓の権三重帷子 やりのごんざかさねかたびら  
Bプロ 傾城反魂香 けいせいはんごんこう  
お夏清十郎五十年忌歌念仏 おなつせいじゅうろうごじゅうねんきうたねぶつ  
Cプロ 夕霧阿波鳴渡 ゆうぎりあわのなると  
1999年5月 通し狂言 妹背山婦女庭訓 いもせやまおんなていきん  
1999年9月 第一部 ひらかな盛衰記 ひらかなせいすいき  
新版歌祭文 しんぱんうたざいもん  
第二部 良弁杉由来 ろうべんすぎのゆらい  
艶容女舞衣 はですがたおんなまいぎぬ  
1999年12月   加賀見山旧錦絵 かがみやまこきょうのにしきえ  
連獅子 れんじし
 
1999年12月 文楽鑑賞教室 伊達娘恋緋鹿子 だてむすめこいのひがのこ  
双蝶々曲輪日記 ふたつちょうちょうくるわにっき
 
2000年2月 第一部 源平布引滝 げんぺいぬのびきのたき 三段目
第二部 源平布引滝 げんぺいぬのびきのたき 四段目
第三部 染模様妹背門松 そめもよういもせのかどまつ  
面売り めんうり  
2000年5月 第一部 伽羅先代萩 めいぼくせんだいはぎ  
恋娘昔八丈 こいむすめむかしはちじょう  
第二部 絵本太功記 えほんたいこうき  
八百屋献立 やおやのこんだて  
2000年9月
通し狂言 仮名手本忠臣蔵 かなでほんちゅうしんぐら  
2000年12月   彦山権現誓助剣 ひこさんごんげんちかいのすけだち  
2000年12月 文楽鑑賞教室 二人禿 ににんかむろ  
平家女護島 へいけにょごのしま  
2001年2月 第一部 国性爺合戦 こくせんやかっせん  
第二部 寿式三番叟 げんぺいぬのびきのたき  
口上 七代鶴澤寛治襲名披露 こうじょう 竹澤団六改め
増補忠臣蔵 ぞうほちゅうしんぐら  
第三部 心中宵庚申 しんじゅうよいごうしん  
2001年5月 第一部 一谷嫩軍記 いちのたにふたばぐんき  
第二部 玉藻前曦袂 たまものまえあさひのたもと  
曾根崎心中 そねざきしんじゅう  
2001年9月
通し狂言 本朝廿四孝 ほんちょうにじゅうしこう  
2001年12月   妹背山婦女庭訓 いもせやまおんなていきん  
2001年12月 文楽鑑賞教室 五條橋 ごじょうばし  
恋女房染分手綱 こいにょうぼうそめわけたづな  
2002年2月 第一部 奥州安達原 おうしゅうあだちがはら  
第二部 堀川波の鼓 ほりかわなみのつづみ  
第三部 冥途の飛脚 めいどのひきゃく  
2002年5月 通し狂言 菅原伝授手習鑑 すがわらでんじゅてならいかがみ  
2002年9月 第一部 神霊矢口渡 しんれいやぐちのわたし  
夏祭浪花鑑 なつまつりなにわかがみ  
第二部 心中天網島 しんじゅうてんのあみじま  
2002年12月   仮名手本忠臣蔵 かなでほんちゅうしんぐら 三・五・六段目
2002年12月 文楽鑑賞教室 伊達娘恋緋鹿子 だてむすめこいのひがのこ  
仮名手本忠臣蔵 かなでほんちゅうしんぐら 七段目
2003年2月 第一部 摂州合邦辻 せっしゅうがっぽうがつじ  
第二部 一谷嫩軍記 いちのたにふたばぐんき  
釣女 つりおんな  
第三部 ひらかな盛衰記 ひらかなせいすいき  
道行恋苧環 みちゆきこいのおだまき  
2003年5月 第一部 七福神宝の入舩 しちふくじんたからのいりふね  
口上 三世桐竹勘十郎襲名披露 こうじょう 吉田簑太郎改め
絵本大功記 えほんたいこうき 夕顔棚/尼が崎
鳴響安宅新関 なりひびくあたかのしんせき 勧進帳
第二部 加賀見山旧錦絵 かがみやまこきょうのにしきえ  
2003年9月
通し狂言 義経千本桜 よしつねせんぼんざくら  
2003年12月   ひらかな盛衰記 ひらかなせいすいき  
2003年12月 文楽鑑賞教室 団子売 だんごうり  
夏祭浪花鑑 なつまつりなにわかがみ  
2004年2月 第一部 国性爺合戦 こくせんやかっせん  
第二部
曾根崎心中 そねざきしんじゅう  
第三部
仮名手本忠臣蔵 かなでほんちゅうしんぐら 道行/雪転し/山科閑居
2004年5月 第一部 妹背山婦女庭訓 いもせやまおんなていきん 初段/二段目(猿沢池)/三段目
第二部 妹背山婦女庭訓 いもせやまおんなていきん 二段目/四段目
2004年9月 第一部 双蝶々曲輪日記 ふたつちょうちょうくるわにっき  
花競四季寿 はなくらべしきのことぶき 関寺小町
第二部 恋女房染分手綱 こいにょうぼうそめわけたづな  
2004年12月   菅原伝授手習鑑 すがわらでんじゅてならいかがみ  
2004年12月 文楽鑑賞教室 伊達娘恋緋鹿子 だてむすめこいのひがのこ  
平家女護島 へいけにょごのしま 俊寛
2005年2月 第一部 源平布引滝 げんぺいぬのびきのたき  
団子売 だんごうり  
第二部
伊賀越道中双六 いがごえどうちゅうすごろく  
嫗山姥 こもちやまんば  
第三部
壇浦兜軍記 だんのうらかぶとぐんき  
卅三間堂棟由来 さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい  
2005年5月 第一部 近江源氏先陣館 おうみげんじせんじんやかた  
冥途の飛脚 めいどのひきゃく  
第二部 伽羅先代 めいぼくせんだいはぎ  
桂川連理柵 かつらがわれんりのしがらみ  
2005年9月 第一部 芦屋道満大内鑑 あしやどうまんおおうちかがみ  
第二部 菅原伝授手習鑑 すがわらでんじゅてならいかがみ 寺入り/寺子屋
女殺油地獄 おんなころしあぶらのじごく  
2005年12月   一谷嫩軍記 いちのたにふたばぐんき  
2005年12月 文楽鑑賞教室 鬼一法眼三略巻 きいちほうげんさんりゃくのまき 五条橋
新版歌祭文 しんぱんうたざいもん 野崎村
2006年2月 第一部 御所桜堀川夜討 ごしょざくらほりかわようち  
関取千両幟 せきとりせんりょうのぼり  
第二部
小鍛冶 こかじ  
曽根崎心中 そねざきしんじゅう  
第三部
天網島時雨炬燵 てんのあみじましぐれのこたつ  
2006年5月 第一部 寿柱立万歳 ことぶきはしらだてまんざい  
ひらかな盛衰記 ひらがなせいすいき 六世鶴澤燕三襲名披露
艶容女舞衣 はですがたおんなまいぎぬ  
契情倭荘子 けいせいやまとぞうし  
第二部 義経千本桜 よしつねせんぼんざくら  
生写朝顔話 しょううつしあさがおばなし