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THE LORD OF THE RINGS THE RETURN OF THE KING |
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全国の指輪ファンの皆様お元気でしょうか?
終わっちゃったよ〜〜〜お〜〜〜いおいおい(涙)!!!
(超ネタばれ王の帰還感想) せつな〜・・・・・。 前半からじわじわ始まる戦いへの準備。そして中盤からノンストップで繰り広げられる 様々な人間模様と戦い。原作読んでても先が気になるぐらいすごいフロドとサムの 波乱万丈な旅。そしてー。 滅びの山。 3時間40分とは思えないほどあっという間に終わってしまった・・。 すごいのめりこんだよ。 ああ・・・でも終わってしまったんだ・・。 わーんって泣く最後ではなく、せつなくしっとり泣けるラストでした・・ この3年に渡る公開期間、撮影・構想から始まったら6年以上はかかっているであろう この指輪物語、なんだかフロド達と一緒にこっちも旅をしてきて、そして今旅の終焉を迎えた。 そんな気分です。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 感想スタート。完璧ネタバレです。
○ゴラムの過去○ 冒頭からなんだこのカントリーロードは!!!と上映館を間違ったかと慌てふためいた 人々を尻目に物語はスタート。 ゴラムの過去。・・ここで持ってきたか!! いい意味でやられました。指輪の悪しき力が印象づけられて物語がぐっと引き締まった感じ。 んでアンディ=サーキスからゴラムに変わる描写がこれまたすごい! 似てたんだね・・アンディ・・!!
○再び始まる戦い○ ぞくっとしちゃいました。ここのシーン。 またフロド達が近くにいて、位置関係が把握出来たのもいい感じ。青白い光がー 開戦の合図がモルドールとゴンドールの空に広がっていく。 何気にこの前のフロドがミナス・モルグルに入ろうとするのを一緒になって止める サム、ゴラムが良かったな〜。この後のバトル考えると泣けてくるものがあるけど。 ピピンの肩にそっと手をそえるガンダルフ。白の魔法使いといえど怖いものは 怖いんじゃ ピピンの恐怖を和らげようとすると同時に、自分も不安に掻き立てられるのを必死に抑えようとしてる 感じがした。お互いによりそって・・こんなささいな演出とか・・あと今回ガンダルフ、ゴンドールの戦いでも 声が震えっぱなしだったんだよね。駆けつけたローハン軍のゴンドールの惨劇を見て呆然とするさまとか 恐怖と必死さがすごい伝わりました。でもあれは・・・怖いって!不安にもなるって! 一回勝利して穏やかなシーンが続いてただけに、これはキタね。ついに来てしまった。 いよいよ・・最後の戦いの火蓋が切って落とされた・・!
○ファラミア○ なんかもー全編通して泣けます。ファラミア・・。2の追加シーンのボロミア加えた親子のシーン 見てるととくに泣ける。正気を失いつつあるファザーの命令により勝ち目のない戦いに出るファラミア。 奉公人となったピピン(うわーなんか変な事されませんでしたか!?←違います)の歌が響きます。 もう戦う前から意気消沈してるよ、ファラミア軍。せつな・・。 ○希望の光○ のろしが山々につくシーン!!これ・・めっさ良かった!! ニュージー行きてぇ・・・!! 山が・・山がオイラを呼んでるんだ・・!くうっ、誰かニュージーランドまでどこでもドア作って下さい。 次は火、あの辺にともるんだろうなー、とか思ったら全然違う方にともったり。 でも最後はやっぱローハンに・・!!うわーもうぞくぞくだよ! ○ペレンノール野の合戦○ すごいね・・。 本当にあの原作を映像化しちゃったね・・・・。 人間って不可能を可能に出来るんだ。 いやもー今回は、原作読んでここが見たい!ってシーンがかなり映像化されたような気がします。 エオウィンのシーン。もうどうしようかと思った。強すぎて(笑)。 か・・・かっこいい・・エオウィン・・!エオメルもかっこ良かった!ローハン最高。 あと原作ではメリーに看取られるセオデン王のシーン。エオウィンが近くにいるのに気づかずに 彼女を案じて死んでしまう。そしてエオウィンが倒れているのを知り死んでしまったと思い「死だ!」 と叫び敵に突撃してゆくエオメル。こっちもぶっちゃけ捨てがたかったけど、映画の方もかなり せつない別れになってました。く・・・っ。 ○ペレンノール野の合戦・2○ エレファントだよ。すごいよ。怖かった・・!あの巨体が何頭も突進してくるんだもん。しかも早っ! レゴラスの人間離れ(エルフだ!)した活躍ものすごかったね。あと幽霊の一団。 時間上抜かすかと思ってたエピソードだっただけに、違和感なくすんなりいれた演出が素晴らしいと 思いました。でも、オークの大群にゾウに幽霊軍団に・・・もうなんでもアリな世界だな中つ国は!! ○ペレンノール野の合戦・3○ ピピン大活躍ー! んで、まさかまさかのボロミア回想!ボロミアの弟、ファラミアはなんとしても助ける!とばかりに 火に飛び込んだピピン。小さい体なのに一生懸命ファラミアを落とそうとするのに泣けました。 ・・・ああもう今回ホビッチュ大活躍(涙)。 デネソールのラストは・・・まぁ彼の性格事態も原作とだいぶ変わってたけど映画としては良かった のでは・・と。よーはサウロンのせい・・なんよ・・全ては、つー訳でフロド&サム、滅びの山に急いでくれ〜。 ○おばば登場○ ゴラムに去られ一人取り残されるフロド。ぽつり。 「・・・サム」 サム!!!!!!!フロドが・・・ 旦那が呼んでるだすよーーー!!!
ありえないスピードで階段を駆け登るサム・ギャムジー。イメージ図。 んで出たよお婆・・!つか、ガラドリエル様、瑠璃瓶役にたたねぇですだ(笑)。 なんか一瞬ひるませられたけど、それでも向かってくんだよ〜〜。 しかし強いぞサム!!!1の時はどうやって戦ったらいいのかすらわからなかったホビット達。 今や、オークをびしばし倒しちゃうほど強くなっちゃいました・・(^^;) いいのやら悪いのやら。でもほんとフロドやられちゃった時のサムの登場シーンはいいのかこれ! つか1はフロド、2はアラゴルン、3はサム主役で間違いないっすね!!!というくらい かっこ良かった!!! いつの間にやらひろった瑠璃瓶とつらぬき丸を手にお婆に立ち向かう・・・!! サム、最強。 あの恐ろしい、ガンダルフでさえびびらす魔物をサム、やっつける。 ・・・・・ほびっちゅ、強すぎ(笑)!!!
○囚われのフロド○ あははは・・!!!すごいよ、このシーンもやってくれるなんて・・・!!! でも一応下は着てたね(残念か私?)。
んでまたどこまで強くなるサムはフロドを助けに塔へ。オークの甲冑もキターー!!いや着た。 滅びの山はもう目の前だ・・!
○陽動作戦○ アラゴルンお着替え。あーきっと追加シーンでは、ここの着替えシーンとかファラミアとエオウィンのラブストーリーが 入るね、きっと。・・・つか見たいです!!!ファラミアとエオウィンのラブストーリー・・!! ふふふ・・原作を読んでない人に読みたいと思わせる事を書いてしまおう。
二人は結婚します。アングマールの魔王との戦いでキズを負ったエオウィンと、やはり瀕死だったファラミアは 病院で一緒に遠くで行われる最後の戦いの結末をハラハラしながら待つ訳ですな。んでその間に二人の間には 愛が芽生え・・・。・・・いいッスよ!このエピソード。大勢の人が見てる前で熱いラブシーン展開してくれちゃうん だよ・・・!意外と熱い男だよ・・ファラミア!! ああ・・映像で見たら鼻血ふいちゃうかもしれん・・・!てかお似合いだよー。 最後の戴冠式とか微笑みあっちゃう二人・・良かったよー。って、あ。そうそう陽動作戦だ! フロドの為に敵の目を自分達に向けフロド達からそらせる為の戦い。無謀です。無謀極まりないけど、 「やろう!」byギムリ ってな訳でいよいよ本当に最後の戦いだーーー!!
○滅びの山○ フロドとサムが、イシルドゥアとエルロンドと同じ構図だった。すごい伏線・・! このシーン、私原作読んでて一番はまったシーンだったんだ・・・。んで映像化したらこんなんなるかなー と想像してたシーンでもあった・・・。で。 想像以上。 PJ監督、やはり貴方は指輪ファンだ・・・!!!(何を今更) 指輪の誘惑。んでフロドが「私のものだ」言った後の音楽・・・ハワードショア・・ありがとう!!! 一瞬だけど、ニヤリ笑ったよねフロド! あれはもう自虐的な笑いか、それとも完璧に操られてるのか。 その後正気に戻ったのかそれとも指輪への固執ゆえか、ゴラムに向かっていくフロド。 原作ではゴラムが踊ったまま下に落ちてくんだけど、あのままゴラム落ちてたらほんまフロド何したんじゃー?って 原作読んでない人は思うかもしれん。だいぶ省かれちゃってるけど、指輪を持ち続けた事によるフロドの苦労と 衰弱はものすごかったんだよね。だから指輪にも操られちゃったわけで。 もうアラゴルン達の戦いと交互にこのシーン入るんだけど、結末知っててもドキドキしっぱなしだったよ・・! 危ねぇ・・アラゴルン!!とばかりに走るレゴラス。向かうナズグル。そして・・・。 今まで「ボクとお前の為にも指輪を葬ろう」、そしていろいろかばってきたフロドとゴラムとの戦い。 今までの全ての慈悲が無駄になり、そして役にたった瞬間。 ・・すごかった・・・!!
○そして・・旅の終わり○ いきなり歌い始めちゃったアラゴルンどうした・・!とも思ったがいい戴冠式じゃった・・。エオウィンとファラミア 微笑んでたし・・。 でもアラゴルンいきなり老けた(^^;)? んでついにやってきた!アルウィーーン!!!すごい積極的なアラゴルン見たような気がする・・! でも可愛かったよーアルウィン。やっぱ彼女は白が似合うねぇ。もうめっさ嬉しそう!めっちゃ幸せそうだよ この二人・・!!!しばらくは甘々で政治どころじゃねーかなぁーアラゴルン(笑)。いや大丈夫 頼りになるファラミアとかいるから・・・!
さて・・・外の世界でこんな大変な事があったのにホビット村は平和そのもの。そのギャップがまた・・ね 指輪物語のすごいとこでもあるんだよ。かたやのんびりビール飲むシーンあり。かたや数十万の敵相手に 戦うシーンあり。
そして私がこの映画で一番印象に残ったシーン。
結局フロドは中つ国にー、この指輪戦争が行われた地に残ることは出来なかった。エルフの不死の国 へと旅立っていくフロド・・。つまりは・・死んでしまうという事・・ でもここいろんな解釈が出来ると思うんですよね。私は最初原作読んだ時は死ぬってんじゃなくて、西のエルフの 国に旅立ってそこでまた新たに過ごしてくんだろうなー、って思ってたし。まぁ実際そうなんだけど。 ただ西の大陸が不死のエルフの国・・っちゅー事で・・死後の世界みたいなもんで・・・。 ここらへんはもっと読み込んだり調べたりしたら詳しくわかるんだろうけど・・・今はとりあえず余韻にひたって たいからこの解釈で行こう。
キスするかと思った。 おでこで止まってよかった・・(^^;)フロドの理性が働いて良かっ(違)・・・。 アラゴルンとアルウィンのキスシーンよりドキドキしちゃった。ガラドリエルとフロドの別れのシーンと同じだね。 3は1、2からの伏線が多くてすごい。滅びの山でフロドの手をサムが掴むシーンも1の最後の川に落ちた サムをフロドが救うシーンとだぶるしね。
サムじゃないけど、ここは「フロド行かないでー!」と叫びたかった。
でも、やっと全てから解放されてフロドが笑ってくれたから。 それで良かったのだ。それを見て安心するホビット達・・別れはつらいけどフロドが幸せになる為なら・・ そんな気分で私も見送りました。 ちなみに、いつかサムもちょっとだけだけど指輪を所持していた、という事で子供も成長し ロージーが亡くなった後、フロドの後追うんだけど・・・それはまた別の話だ。(追補編参照)
最後の戦い30分、そしてその後のエピソード、ここはもう・・・素晴らしかったです。 この間久しぶりに1見たら泣けた。フロドの笑顔とまだ戦いの始まる前の普通の生活。元気なホビッチュ達。 外の世界に出ていろんな事知ってー・・んで旅は終わった。これからは彼ら一人一人の新しい旅が始まる。 旅の仲間の解散とともに、この3年映画にはまってきた私の旅も終わったなぁ・・ほんと悲しい気分になりましたが でもこれからこの映画を励みにして、もっともっといろんな事がんばろうと思いました。 ともかくこの映画に出会えて良かった。 ありがとうございます、PJ監督・・そして製作に携わった全ての皆様・・!
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