閑話その18 時代は横置き型ケースへ

○時代は横置き型ケースへ
 
 
 自作用のPC用のケースの多くはタワーと言われる、縦置き型のものが中心ですよね。私もこれまでずっと、ミドルタワータイプのケースを使用してきて、「PCケースというものはこういうものだ・・・。」という気持ちでいましたし、選ぶ際の選択肢は常に縦置き型。3年ほど前に購入したケースもサーバー用のミドルタワーでした。(「ケース新規購入報告レポート 〜当世筐体気質〜」参照。)


 昨年の春、部屋の模様替えなどをする際に、PC用のテーブルを自作してみました。テーブルを自作といっても、立派なものでなく、今まであった棚の上に板をひいただけのものです。置けそうなテーブルを探して、家具屋を見て回りましたが、狭い部屋を効率的に使うために、どうしてもテーブルも既製のものではうまくいかなかったんですよね。
 しかし、その自作テーブル完成の際困ったことが一つ・・・、。PCのメインマシンがテーブルの足下を圧迫して、足を伸ばして座ることができなかったんです。

 大変見づらいですが、矢印の位置にミドルタワー型のケースがありました。
 そこで、足下の空間を確保するには、右にある棚にPCを収められれば・・・、との考えから1年間のんびりと新しいPCケースを探しておりました。でも、横置き型のケースって、なぜか高いんですよね。フロントがアルミ削りだし風のパネルだったりして、高級感はあるのですが、そうなると、とにかく高い・・・。

 ところが、先日、Nopさんが名古屋へいらっしゃった際、何と名古屋のツクモでとんでもないケースを発見!!

 えっ、714円!?新品のPCケースが714円!?しかも、私が探していた横置きケースで、横幅がほぼオーディオサイズの420mm。もう、即決で購入しました。

   ・今回購入したケース「YY-6271」 http://www.yang-it.de/6271.htm
   (このメーカーサイトのものは改良版かな?USB端子がケースのフロント側についています。)

 デザインはお世辞にも「かっこいい」とは言えないものですが、とにかくATX用の横置きケース。棚にぴったりと収まりますし、ケースのデザインよりも、部屋の機能を優先して、今までのケースには愛着はありましたが、ここは一気にケースを交換です。


 さて、持ち帰ったケースを改めて見てみますと、やっばりダサい。

 フロント部分はプラスチックの質感が安っぽい・・・。特に色遣いがどうもダサい。

なぜボタン部分は青紫色なんでしょう・・・。フロッピーの部分も灰色ですけど・・・。棚に入れた時の他の機器との色合いを考えると、今のままではちょっと、辛いかなあ・・・。

とりあえず、ケースを詳しく見てみますと、

 ドライブ類はこのように組み付けます。

5インチベイに使えそうなものを取り付けてみますと、このような感じになります。

おっ、実際組み付けてみますと、悪くない感じ・・・。「このままでも良さそうかな?」と思ったりしましたが、いやいや、妥協はいけません。

 ケースにすべてのパーツを組み込んでみたところです。(写真はフロントパネルを塗装済み。)このときに、CD-R/RWドライブは5インチベイの一番下だとマザーと干渉することに気づき、位置を変更。これまでのタワー型よりも体積が小さく、パーツやケーブル類が密集しています。しかし、横置き型の利点は、組み付けやパーツの交換など、手が入れやすく、メンテナンスがしやすい!!


 さて、フロントパネルのダサさを何とかしなくてはということで、とにかくケースの色を塗り替えたい!!使っている旧式のコンポオーディオが黒ですから、色の今回は統一性を持たせるために、フロントパネルを黒に塗り替えたいと考えました。そこで、ホームセンターで198円のつや消し黒のラッカースプレーを購入してきて、塗装してしまいました。(塗装中の写真も撮っておけばよかった・・・。)

フロントパネルを塗り替えて、すべてのパーツを組み付けてみますと、こうなりました。

 どうですか?写真が暗くてわかりにくいですが、つや消し黒できれいに塗装することができました。また、手元にあったダイソーの金色ラッカーで電源スイッチを塗装。このケース714円に見えないでしょ?(ちなみにPCの下にはVHSビデオ+DVDプレーヤー)


 棚のに収めてみた様子です。これで足下がすっきりした上に、棚にも各機器類がすっきり収まってくれました。

さらに、机の全景。

 CD-R/RWドライブが古く、色も合っていないので、こいつをそろそろ買い換えれば、また印象も変わりそうですね。とにかく足下がリラックスして机に向かうことができるようになったので、ゆったりとPCで仕事、メール、ネットサーフィンなどができるようになりました。


 偶然見つけた714円の横置き型ケースでしたが、今はかなり気に入って使っています。廃熱は必ずしもよくなさそうですが、これまでも、クロックを落として温度が上がらないようにかつ、ファンを回さないようにして静音化に配慮してきましたから、大丈夫。USBや1394の端子がケースになかったり、3.5インチベイもフロッピー以外使えなかったりと、実用面では確かに不便な点はあります。
 しかし、横置きケースの空間的な利点の方が今回は大きく感じました。総体積もミドルタワーに比べるとかなり小さいです。PCが普及し始めた昔のメーカー製のPCではこのケースの上にディスプレイを置いていたりするのが、PCのイメージだったりしましたよね。今回は横置き型のケースをオーディオと一緒に並べてPCを配置し、マルチメディア機器の一部として扱ってみました。こうすると、インテリア性の統一感もあっていいなあと感じました。

 メーカー製のPCが機器としてその存在の個性を発揮するよりも、インテリアの一部としてとけ込ませるにはどうしたらよいかというように時代は流れつつあります。自作PCにおいても、少しずつ多様なケースの発売により、もっとインテリア性もほしいなあと思います。PCの機能が広がって、一台で様々な役割をこなすこともできますが、まだまだ、他の家電との組み合わせで使用することも多いはず。部屋の雰囲気の構築も含めて、どのようなPCライフを送るかで自作派のケース選びも変わりつつあります。少なくとも、私の中ではも時代は横置き型ケースへ・・・。



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