English Lesson Plan 2 (4th grade)

May 11,2007

1 単元名 Joyful English

2 目標
(1) 相手が話している英語の意味を推測し,相手に反応しようとする。
(2) 英語に関心をもち,英語を使った活動を楽しむ。

3 指導の構想
(1) 単元設定の理由
 英語活動には,「スキル重視の考え方」と「コミュニケーション重視」の考え方がある。前者はスキルとしての言語習得が先にあって,習得した言語を用いてコミュニケーションを成立させようという考え方である。一方,後者は実際のコミュニケーションを通して言語が習得されるという考え方である。本単元は,後者の考え方に立って設定した。英語活動は言語習得を目的とした英語学習ではないからである。
(2) 児童の実態
 児童は,1,2年時から英語活動を体験してきている。1,2年時の英語活動はALTが来校したときにのみ行われたものであり,時数も5時間程度である。昨年度からは「総合的な学習の時間」の枠組みの中で英語活動を実施し,10時間のALTの授業の他にHRTが中心となった授業も10時間程度行った。
 多くの児童は,英語活動に前向きに取り組んでおり,活動を楽しんでいる。本時では「かたち」を扱うが,児童は昨年度の10月にも「かたち」を扱った学習を2時間体験している。本時は昨年度の学習のfollow-upとして行う。
(3) 指導の構想
 小学校英語活動のねらいは「言語の習得」にあるのではない。「関心・意欲・態度の育成」にある。これは「コミュニケーション能力の基礎」になる部分である。ここでは「コミュニケーション能力の基礎」を次のように定義しておく。

○ 相手の話す英語を聞いて,それを理解しようとする態度をもつこと(推測)
○ 相手に何らかの反応を示そうとする態度をもつこと(反応)

 キーワードは,「推測」と「反応」である。「推測」と「反応」の繰り返しによって授業を組み立てることによって,子供たちに「聞いて分かる」体験を保証することができる。このような授業を具現するため,次の2つの手だてを講ずる。

1 子供が推測したくなったり反応したくなったりするような教材や活動を開発すること。
2 子供の推測を助ける非言語情報(主に視覚情報)を適切に提示すること。

4 本時
(1) ねらい
・様々な形の名称や数詞を聞き取ろうとしたり発話しようとしたりする。
・HRTの発話内容を推測しながら,形をテーマとした5つの活動を楽しむ。
(2) 展開

Min. Activities Notes
5 1 Warm Up
Can you make a circle? Show me a circle.
 6つの形を手や腕で作らせる。
Let's sing "I See A Star".
 手や腕で形を作りながら歌う。
作らせる形は,
歌の中に出てくる6つとする。
star, circle, heart, square, triangle, rectangle
10 2 Picture Book
< SLIDE 'N' SEEK Shapes >
 絵本を示し,次のような問いかけを行いながら,絵本に出てくる形や物を発話させたり,予想させたりする。
What shape is it? What's this?
Let's say it together.
< Puzzling Shapes >
 絵本からはずした形のピースを黒板に貼っておく。絵本を示しながら,What shape is it? Can you find this piece?等と問いかけ,絵本にピースをはめ込ませていく。
絵本"SLIDE 'N' SEEK Shapes(Chuck Murphy)"
絵本"Puzzling Shapes"

子供への問いかけの中では,絵本に出てくる物の名称や色等もinputし,できる範囲で発話を促す。
10 3 Puzzle 1
<How many squares do you see?>
Look at this sheet. We see many squares on this sheet. How many squares do you see on this sheet? Count the squares and write the answer.
 何名かの子供を指名し,How many squares do you see?と尋ね子供が答えた数を板書していく。
 最後に,全員で正方形の数を数えながら答えを確認する。(混乱しないよう,小さい正方形から順に数え,それを合計することにより答えが導かれるようにする)。
子供に配布するワークシートと同じ物を拡大し,黒板に貼っておく。

10以上の数を英語で理解したり発話したりできる子供は少ない。子供が日本語で答えた数字を板書しながら教師は英語で発話する。

15 4 Puzzle 2
<Matchsticks Puzzles>
Let's do matchstick puzzles!
Take out 3 matchsticks and put them on your desks. Make one triangle. Can you do it? It's very easy.
(Next, take out 12 matchsticks. Make 4 triangles with 12 matchsticks.)
Listen carefully. Make 4 triangles with 9 matchsticks.
Make 4 triangles with 6 matchsticks.
Put all matchsticks into the box.
四つの問題は易から難の順で出題する。

第2問の答えは一通りではないので,自分とは別の並べ方をした友達を見つけさせる。

黒板にマッチ棒模型を用意しておき,一問ごとに正答を示す。

5 5 Let's make a soccer ball.
What's this? Yes, it's a soccer ball.
What is this shape? It's a pentagon. What is this shape? It's a hexagon. How many pentagons does it have? How many hexagons does it have? A soccer ball is made of twelve pentagons and twenty hexagons.

This is a development of a soccer ball. We can make a soccer ball from this sheet. Do you want to make it?
サッカーボールの実物を準備しておき,五角形と六角形を指しながら,話をする。

サッカーボールの展開図を配り,五角形と六角形の数を実際に数えることができるようにする。

ボール作りは自由課題とする。

(3) 評価
・形の名称や数詞を聞き取ろうとしたり発話しようとしたりしていたか。
・耳に入ってくる英語と目に入ってくる視覚情報等を結び付けながら,英語の意味を推測しようとしていたか。
・5つの活動を楽しんでいたか。

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