English Lesson Plan 7 (4th grade)

Nov 9,2007

1 単元名 Joyful English

2 目標
(1) 相手が話している英語の意味を推測し,相手に反応しようとする。
(2) 英語に関心をもち,英語を使った活動を楽しむ。

3 指導の構想
(1) 単元設定の理由
  英語活動には,「スキル重視の考え方」と「コミュニケーション重視」の考え方がある。前者は言語をスキルとして習得させ,習得した言語を用いてコミュニケーションを成立させようという考え方である。一方,後者は実際のコミュニケーションを通して言語が習得されるという考え方である。本単元は,後者の考え方に立って設定した。英語活動は言語習得を目的とした英語学習ではなく、コミュニケーション能力の基礎である関心・意欲・態度を養うことがねらいだからである。
 本単元では「コミュニケーション能力の基礎」を次のように定義しておく。

○ 相手の話す英語を聞いて,それを理解しようとする態度をもつこと(推測)
○ 相手に何らかの反応を示そうとする態度をもつこと(反応)

 キーワードは,「推測」と「反応」である。「推測」と「反応」の繰り返しによって授業を組み立てることによって,子供たちに「聞いて分かる」体験を保証することができる。
(2) 児童の実態
 先週から,算数で「面積」の学習に入っている。その導入で,前学年までに学習した「長さ」の単位について復習した。その際,既習事項であるmm, cm, m, kmの他に,日本で使われている長さの単位「尺」や「寸」について教えた。また,他に知っている長さの単位を尋ねたところ,数名の児童がフィート,ヤードを知っていたが,インチについて言及してくる児童はいなかった。しかし,フィートを12等分したインチという単位は,テレビや自転車等,子供たちの日常生活の中でも使われることの多い単位である。本時では,インチを使って物の大きさを考えたり,実際に測ったりする活動を通し,異文化に触れさせるとともに,数を表す英語表現にも慣れ親しませたい。
(3) 指導の構想
  本時では,子供たちが推測したり反応したりしたくなるような4つの活動で授業を構成する。
1 テレビや自転車のサイズについて考える。
 テレビや自転車のサイズは,インチで表されることが多い。しかし,○インチと表示される長さがテレビや自転車のどの部分を指しているのかまでを知っている児童はほとんどいないであろう。この活動では,どの部分の長さなのかを予想させながらインチという単位に出会わせる。
2 手形を示し,その大きさを比べる。
 この活動は,活動3,4への布石でもある。手形の大きさを比べたり,誰の手形なのかを予想したりする活動を楽しませながら,3,4の活動へとつなげていきたい。
3 インチメジャーを作り,友達と手の大きさを測り合う。
 自分で作ったインチメジャーを使って手の大きさを測り合う。自分の手のサイズをインチで知る活動を通して,これまで親しんだことのないインチという単位についての量感を得ることができるはずである。
4 手形をつくる。
 HRTの説明を聞きながら手形を作る活動である。子供たちが作った手形を使って,HRTが七面鳥を作る。出来上がった七面鳥を示しながら,Thanksgiving Dayについて子供たちに教えたい。多くの児童は,10月のHalloweenや12月のChristmasについては知っていても,11月のThanksgiving Dayについては知らないであろう。

4 本時
(1) ねらい
・インチという長さの単位を知り,インチで表示される物の大きさを考えたり,自分の手のサイズをインチで測ったりする活動を楽しむ。
・数を表す英語表現に慣れ親しみ,聞き取ったり発話したりしようとする。
(2) 展開

Min. Activities Notes
10 1 インチって何?
 テレビや自転車の大きさを示し,インチという長さの単位を教える。
What's this? Can you guess? I'll open it. This is a TV.
(インチを表す46を指しながら)What number is this? Yes, it's forty-six. What does this number mean? Is this 46 kilometers? Is this 46 meters? Is this 46 centimeters? Do you know? What's this mark? This is the inch mark. So, this is forty-six inches. One inch is about two point five centimeters.
This is a forty-six-inch TV. What part is forty-six inches? Please point to where it is forty-six inches. I'll give you three choices.
A It is 46" from here to here.(テレビの縦の辺)
B It is 46" from here to here.(テレビの横の辺)
C It is 46" from here to here.(テレビの対角線)
OK. Here is the answer. (テレビの対角線を示しながら)It is forty-six inches from here to here.
This is my bicycle. How big is this bicycle? My bicycle is a twenty-six inch model. What part is twenty-six inches? How many inches is your bicycle?(数名を指名する)
・46インチのテレビ画面を実物大カタログを使って提示する。
・子供たちが知っている単位と比べながら,インチという新しい単位を教える。

■HRTの発話内容を推測しながらインチというサイズを知ったり,テレビのサイズ表示を考えたりすることができる。

10 2 誰の手形?
 3つの手形を提示する。
These are handprints. (2つの手形を示して)Which is bigger? (もう1つの手形を示して)Which is bigger? (3つの手形を示して)Let me try.(手形を重ね合わせて提示し、子供に尋ねる。)
Which is the biggest? This one is the biggest.
This is my handprint? Whose handprint is this? This is Mrs. Onodera's handprint and this is Mr. Kaneko's handprint.
What do you call this in English? This is a thumb. (以下,小指までの言い方を教える。an index finger, a middle finger, a ring finger, a little finger)
How many inches is it from your thumb to your little finger? Let me measure my hand.(HRTは自分の手を計測し,記録表に記録していく。)
・3つの手形(1組から3組までの担任の手形)は色分けしておく。
・4の「サイズを測ろう」で子供たちに測らせる部分と同じ部分をHRTが測り,表に記録していく。単位はすべてインチとする。
■HRTの発話を聞き,「どの手形が大きいか」「誰の手形か」等の問いに答えたり,指の名称をいっしょに発話したりできる。

15 3 サイズを測ろう
Make groups. I'll give one measure for each group.
Use your measure and measure your hand.
Write down the sizes in these boxes.
Do you understand? OK. Let's measure your hand.
Who has the biggest hand?

Have you finished measuring?
Whose hand is the biggest?
・自分で測ることは難しいので,グループの中でお互いに測り合うようにさせる。
・机間巡視をしながらグループ毎にいちばん手の大きい子供を尋ねていく。
■お互いの手の大きさを測りながら,記録表に記録することができる。
10 4 手形を作ろう
 Let's make a handprint. Put your hand on a piece of construction paper and trace around your hand like this. Cut out along the line with your scissors.

(子供たちが作ったハンドプリントを使って,七面鳥を作り,
Thanksgiving Dayの話をする。)
・子供たちが作ったハンドプリントを使って,七面鳥をつくる。
・Thanksgiving Dayの話は日本語で行う。
■HRTの説明を聞きながら,楽しんで手形を作ることができる。
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