NO.9 [2000/2/22]

教育情報化推進指導者養成研修報告(その2)

 二日目にして、早くも疲れが出てきました。体調もまだ万全ではないし、辛いところです。
 それでは、雪に閉ざされたセンターでの研修報告(その2)をお届けします。
「次の二つのテーマでグループ討議をせよ」
 これが1コマ目の課題でした。
 与えられた二つのテーマとは次です。

1 自分にとっての情報教育の課題
2 校内体制整えるとき、コンピュータに見向きもしない人をどうするか

 私のグループは4名でした。グループ内で話し合われたことを粗っぽく要約します。

 「コンピュータはこの学習に有効だからぜひ使おう」ではなく、「コンピュータがあるから使わねばならない」という状況が生まれている。子供たちにコンピュータリテラシーを授業する時間もほとんどなく、教科本来の目的からはずれたところで授業が進んでしまっている。これは本末転倒な結果である。教科でコンピュータを活用するときにはもっと慎重でなければならない。
 例えば、低学年生活科でコンピュータを活用した事例として「アサガオの観察日記をかこう」という実践がある。この単元でコンピュータを使うことが可能なのは分かる。しかし、なぜコンピュータを使う必要があるのかは理解できない。低学年の発達段階から考えても、紙にクレヨンでかいた方が望ましいのではないだろうか。そこにコンピュータを使う必然性はない。
 しかし、その一方でネットワークを利用したコンピュータ活用などコンピュータならではの新しい使われ方も増えてきている。
「コンピュータを使えばこんな実践が可能ですよ」
「この実践によって、子供たちはこうなりましたよ」
ということを具体的に示していくことがここに集まっている我々の使命なのかもしれない。そして、そういった事実を示していくことが、見向きもしない人を振り向かせることにもなるのだ。

 2コマ目は「情報モラル」について。
 情報モラルという言葉は日本で生まれ、今は世界で認知されています。
 情報モラルの特性は、次の2点であるということです。
・人間性の倫理ではなく、行為の倫理である。
・したがって、ネットワーカーはセキュリティを守ればそれでよい。
 ただし、「日常モラルに支えられた情報モラルでなければならない」という話もありました。分かったような分からないような・・・。
 とにかく新しい概念ですから、難しいですね。

 3コマ目はオーサリングソフトを使った教材作成。既に用意されていた素材を使いながら、マルチメディア教材を作成しました。ただそれだけです。特筆すべきことはありません。

 そして、本日の最終コマは「校内ネットワークの基礎知識」。
私は、ここでついていけなくなりました。Windows NT Serverによるネットワークシステムについての講義と演習だったのですが、ほとんど理解不能。何しろ、専門用語が多すぎてまるで外国語の講義のようでした。アドミニストレーター、何じゃそりゃ?ってなもんです。約2時間のコマで分かったことはただ一つ。
「このセンターのネットワークシステムはなんだか分からんが、とにかくすごい!」
(こんなシステム、普通の学校で普通の教師が組むことなんかできないぞ・・・)