NO.55[2001/8/19]

関東甲信越英語教育学会

関東甲信越英語教育学会で実践発表をしてきた。「ビデオによる授業研究」といいう枠で小・中・高から一人ずつが発表する。一人の持ち時間は25分。あっと言うまである。
前半は授業の概要について述べ、後半にビデオを見てもらった。「福笑い」ゲームを通して、「顔の部位」「方向を指し示す表現」を学ぶ授業である。45分の授業であるが、ビデオは8分半ほどに編集してある。
わずかの発表時間でどれだけ伝わったのかは疑問だが、中・高で英語を教えている先生方が、この授業をどのように評価したのか、興味のあるところである。

発表に続いて行われた部会で、発表者のトム・マーナー氏からおもしろい話を聞くことができた。私の頭に残ったところのみ、書いてみると次のようになる。

・教育課程審議会答申や学習指導要領に書かれたことに違反する英語活動が数多く行われているのではないか。
・「国際理解教育」には三つのアプローチが示されている。「外国語会話」「交流活動」「調べ学習」である。知識としての英語ではなく道具としての英語を考えていくべきだ。「交流活動」や「調べ学習」の中で英語を道具として使えるようにしていかなければならない。
・現在の小学校英語活動は発話中心の授業である。これでコミュニケーション能力が身に付くのか。英語をインプットする機会があまりにも少ない。もっと「聞く」という活動を重要視する必要がある。
・「今の英語はなんて言ったんだろう?」「これを英語で表現したいんだけれど、なんて言ったらいいんだろう?」「あっ、伝わった」
この三つがセットになったものが英語活動における体験である。
・子供たちが実際に英語を使うという実体験がもっと必要。ゲームやアクティビティだけではダメである。

2学期以降の授業を考え直していくための大きなヒントとなった。

(渋谷のいい加減なまとめなので、マーナー氏の話の趣旨とはズレがあるだろうが、お許しを・・・)