運動会の作文

絶好の運動会日和の中、○○小学校の運動会が無事終了しました。最後まで大きな声援をお送りくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

本日、1時間目。早速「運動会」をテーマに作文を書いてもらいました。この時間の課題は「書き出しの工夫」です。
まずは、次の三つの「書き出し」を黒板に書いて見せました。

A 五月二十五日は、待ちに待った運動会でした。朝から天気がよく、学校に来ると万国旗がきれいに張られていました。
B 朝、窓を開けると、真っ青な空が広がっていました。テーブルの上にはお弁当が置いてありました。
C いよいよ100m走だ。ぼくはスタートラインに立った。目の前には白線がまっすぐに伸びている。

A,B,Cは、それぞれ作文の書き出しの部分です。みんなが先生だったら、それぞれの作文に何点をつけますか。10点満点で採点してごらんなさい。

上のように言って採点させ、いちばん高得点を付けたものに手を挙げてもらいました。結果は・・・。
A・・・16名
B・・・・7名
C・・・・4名
決めかねている子供が3名いましたが、圧倒的な支持を得たのはAです。

では、もう一つお尋ねします。続きがいちばん読みたい作文はどれですか。一つだけ選んで記号をノートにかきましょう。

すると・・・。
A・・・・6名
B・・・・9名
C・・・15名

なんと、子供たちの採点とはまったく逆の結果です。ここで、ようやく私の採点を示しました。
A・・・5点
B・・・7点
C・・・9点
理由を子供たちに話します。

Cの続きを読みたいっていう人がいちばん多かったよね。それは、Cの作文がクライマックスから書き出しているからです。運動会でいちばん心に残っている場面に絞って、そこから書き出しているからいいのですね。でも9点です。次のような工夫をすると、もっとよくなって10点になります。
・会話文から書き始める
・心の中の言葉から書き始める
・人物が動いている文から書き始める

では、みんなにとって運動会のクライマックスはなんですか。自分にとってのクライマックスを決めた人から書き始めましょう。書き出しの2行が書けたらもっていらっしゃい。

子供たちの鉛筆が動き始めました。
作文の紹介は次号にて。