太極拳をマスターしよう!

昨日は、NHKからお二人の参観者を迎えての英語活動の授業でした。教育長はじめ教育委員会の方も何名かおいでになり、小心な私はさらに緊張度アップ。一方の子供たちは、屈託なくNHKの方に話しかけるなどかなりリラックスしている様子です。

まずは、カードを使ってスポーツの言い方を学習しました。
私が絵の描かれたカードを見せ、"What are they doing?"と問うていきます。子供たちは、まだ文で答えることはできません。"baseball"などと単語で答えてきます。今は、それでいいのです。子供たちが答えた後、私が"Yes. They are playing baseball."と文で子供たちに返していきます。これを聞きながら、「ああ、そういうふうに答えるのか」と分かっていけばいいのだと考えています。

"tai chi chen"
黒板にこう書き、"Do you know this sport?"と子供たちに問います。もちろん、子供たちは分かりません。"I'll give you some hints."と言って、2つヒントを出しました。

This is a traditional Chinese sport.
Many people play this sport every morning in China.

これでもまだ難しかったようです。誰も分かりません。そこで、漢字も示しました。「太極拳」と黒板に書いたのです。漢字で書けば多くの子供が分かります。「太極」まで書いた時点で何名かの手が挙がりました。
なぜ、太極拳なのか。そう、前号でもお伝えしたとおり、この日子供たちが視聴する「スーパーえいごリアン」のテーマが太極拳なのです。番組の登場人物たちが中国人の先生から太極拳を習うという回なのです。
番組が始まると、中には一緒に手を動かしながら太極拳にチャレンジしている子供もいました。

"OK. Let's try tai chi chen! Stand up, please."
番組が終わるなり、子供たちに誘いかけました。

Watch me carefully.
Put right foot forward.
Bend your right knee.
Move your arms this way.

実際にやって見せながら、上の指示を出し子供たちと共に三つの簡単なポーズに挑戦しました。「弓歩(ゴンブー)」「仆歩(ブーブー)」「独立歩(ドゥリーブー)」と呼ばれるポーズです。もちろん、私も太極拳に挑戦するのは初めての体験。子供たちと一緒に楽しみました。家に帰ってからもやってみた子供はいるでしょうか。

続いて行ったのが、「中国ではどういう意味?クイズ」です。同じ漢字でも、日本と中国では異なった意味で使われるものがあります。それを使ったクイズです。
「走」と黒板に書き、ジェスチャーを交えながら次のように問いかけました。

It means "run" in Japanese. But it has a different mean in Chinese. What does it mean in Chinese?

実は、中国では「走」は「歩く」という意味なのだそうです。同様に「湯」「電車」「汽車」「手紙」について子供たちに尋ねていきました。みなさん、お分かりになりますか。
「湯」はスープ、「電車」はバス、「汽車」は車、「手紙」はなんとトイレットペーパーのことなのだそうです。「手紙」を当てるのはちょっと難しいかなと思っていたのですが、翔也さんが見事正解!私もびっくりしました。

授業の最後は、日本で使われている「宛字」の読み方を当てるクイズを行いました。私が英語でヒントを出し、漢字の読み方を当てるわけです。次の4問です。

「足袋」
They are Japanese socks.
They are usually white.
We wear them with Kimono.

「雪車」
You ride this in winter.
You go down hill on it.
Santa Clause comes in this.

「海月」
This lives in the sea.
This looks like an umbrella.
Don't touch it. This can sting you. Ouch!

「独楽」
It's a traditional Japanese toy.
It spins.
We need a piece of string to spin it.

日本語はいっさい交えません。ヒントは英語だけです。それでも、子供たちは次々にクイズに正答していきました。驚きです。参観していたNHKの方も「子供たち、本当に真剣に先生の英語に耳を傾けていましたね」と驚いていました。
この授業の様子、近々「スーパーえいごリアン」のホームページ上にビデオとして公開される予定です。公開されましたら、お知らせいたします。お楽しみに。