『一秒が一年をこわす』(その2)

前号では、子供たちの「疑問・感想」をお伝えしました。この文章『一秒が一年をこわす』は、「地球が46億年かかって築き上げてきた環境を人類がわずか200年でこわしてしまった」と述べています。46億年を1年にたとえると、200年はわずか1秒。それだけ短期間なのだというのです。
しかし、子供たちがこのたとえを理解するのはそう容易なことではありません。そこで、金曜日に寒いグラウンドで、その短さを体感させる学習を行いました。46mのラインを前に子供たちに問います。ラインの両端には、赤い三角コーンを置いてあります。

右端の赤いコーンを見なさい。あそこが地球誕生です。左端の赤いコーンを見なさい。あちらが現在です。では、人類の祖先が誕生したのは、どこら辺ですか。自分がここだと思う場所に立ってごらんなさい。

予想通り、子供たちの立つ位置は、かなりばらつきました。
全員が立ったところで告げます。

このラインは、46メートルあります。ですから1メートルが1億年です。教科書には「人類の祖先が誕生したのは、今から350万年から400万年前のこと」と書いてありましたね。正解は、現在から3.5cmのところです。

そこまで現在に近い位置に立っていた子供はいませんでした。あまりの短さに驚いています。しかも、3.5cmというのは、人類が地球環境をこわしてきた期間ではなく、人類の祖先が誕生してからの期間なのですから。

人類が地球環境をこわしてきた200年間は、どのくらいの場所でしょう。実は、「現在のコーン」が置いてある場所から、0.0002cmのところなのです。

またまた、驚きです。
好天だったとはいえ、寒いグラウンドです。5分ほどで教室に戻りました。暖かければ、そのままグラウンドで国語の学習をするのも一興かと思ったのですが・・・。


小田さんの読み聞かせ

夏の八幡合宿の夜も読み聞かせをしていただいた小田さんから来校いただき、先週の火曜日に読み聞かせをしていただきました。校内読書旬間に合わせておいでいただいたのです。
高学年であっても、読み聞かせは喜びます。時には笑いながら、そして身を乗り出しながら小田さんの読み聞かせを楽しみました。読書生活をどんどん豊かにしていってほしいですね。