『ハテナ』をもとう

学習参観で観ていただいた後の社会科の学習です。

子供たちに問いました。

みんなのお家では、ごみを始末するのにお金を払っていますか。

「えーっ、分かんないよ。」
これが、子供たちの声です。

では、自分の予想で答えてごらんなさい。次のうちどれだと思いますか。
A払っている Bときどき払っている C払っていない

子供たちの予想は次の通りです。
A2名 B12名 C15名

う〜ん、本当はどうなんだろうね。今は分からないね。では、ごみについて自分が知りたいこと、調べてみたいことをノートに箇条書きにしてごらん。三つ書けたらノートをもっていらっしゃい。

全員のノートを見終わったところで、発表にうつりました。以下は子供たちのノートに書かれた「ハテナ」です。

・ごみステーションに捨てられたごみの行方は?
・他の国ではどんなごみ処理をしているの?
・燃えないごみはどうやって処理しているの?
・どこで燃やしているの?
・ごみステーションのごみは誰が持っていくの?
・燃えるごみを入れる袋はビニールだけれどいいの?
・どんなごみがリサイクルできるの?
・何曜日が何のごみの日なの?
・生ごみはどうやって始末するの?
・ごみは最後にどうなるの?
・電池はどうやって処理するの?
・ごみステーションはどうして場所が変わるの?
・粗大ごみはどうやって処理するの?
・なぜ、ごみは出るの?
・プラスチックごみはどうやって処理しているの?
・リサイクルをすると何ができるの?
・どこでリサイクルされるの?

社会科で最も大切なのは「ハテナ」をもつことです。疑問をもち、調べてみたいというところから学習が始まるからです。教科書に書かれたことを覚えることが学習なのではありません。
「ハテナ」をもつということは「見る目」をもつことです。一つの事象を様々な視点から見ることができるということです。
例えば、すぐれたプロ野球の解説者は素人には見えないところを見て、素人に分かるように伝えてくれます。また、経営コンサルタントのプロは小売店の売り場を見ただけで年間の売り上げをほぼ正確に当てることができると言います。なぜそんなことができるのか。それは「見る目」をもっているからです。
子供のノートに書かれた「ハテナ」は現在の子供たちの「見る目」の限界を示しています。その限界を広げていくこと、それがこれからの社会科学習の課題です。そう思っています。
さて、これから子供たちがどんな問題解決をしていくのか、楽しみに見ていきたいと思います。

●家庭訪問が始まりました。昨日最後に伺ったお宅は予定より10分遅れとなってしまいました。なるべく予定通りの時刻の予定に伺わせていただきたいと思っておりますが、遅れた場合はご容赦下さい。
●前号で、「分度器の注文袋は後日配布」と書きましたが、業者から袋が届きましたので、昨日配布済みです。こちらの方も国語辞典と同様、締め切りは28日(金)とさせていただきます。購入希望の方はよろしくお願いいたします。