春のうた(その2)

「おおきなくも」はどこにあるのでしょう。

ノートを見ると、いくつも雲をかいている子もいました。そこで、詩の中でかえるが見た「おおきなくも」に印を付けさせ、さらにどちらに動いているのか矢印をかかせました。
子供たちの描いた雲は、A〜Fの6通りです。

おかしいと思うものを指摘しなさい。

「Fは違うと思います。もしFなら『おおきなくもが動いていった』とか『おおきなくもが逃げていった』となるはずです。」
「それなら、Aも違います。」
「DやCにあっても『おおきなくもがうごいてくる』とは言わないと思います。」
「Bも違うんじゃない?」
「でも、かえるが後ろの方を向いていたらBにあってもいいと思う。」
けっきょく、かえるがどちらを向いているのかによってEかBが正解であることに落ち着きました。

・かえるの位置
・水といぬふぐりの位置
・おおきなくもの位置
を詩に書かれている言葉を根拠に検討しました。
「詩や物語は自由に想像をふくらませて読むものだ」
と思われがちですが、実はそうではありません。イメージをふくらませるためには、正確に読むことが最低条件なのです。