対比的思考

授業開始後、おもむろに「渋谷徹」「江田洋子」と黒板に書き、指示しました。

渋谷徹と江田洋子の違いをできるだけたくさんノートに書きなさい。例えば「男」「女」のようにです。

子供たちの発表を私が黒板にまとめていきました。次のようにです。

渋谷徹

江田洋子
・男
・声が低い
・背が高い
・こわい
・中年
・先生
・女
・声が高い
・背が低い
・やさしい
・若者
・学生

「中年←→若者」にはやられましたが、「年寄り←→わかい」と書いている子もいてショック。しかし、「かっこいい←→きれい」と書いてくれたノートを見て立ち直りました。
さて、ここまでは練習です。

このように、何かと何かの違いを比べることを「対比する」と言います。では、レベル1です。「八月」と「一月」の対比をノートに書いてごらんなさい。

八月

一月
・夏
・暑い
・扇風機(クーラー)
・夏休み
・お盆
・半そで
・プール
・冬
・寒い
・ストーブ
・冬休み
・お正月
・長そで
・スキー、スケート

八月と一月は季節が全然違いますから、比較的容易に対比することができます。更に続けました。

続いてレベル2です。「十二月」と「一月」の対比をノートに書きなさい。

「えーっ、違いなんてないよ」と言っている子もいましたが、なかなかどうして。こんな対比が発表されました。

十二月

一月
・クリスマス
・プレゼント
・ケーキ
・一年の終わり
・大晦日
・メリークリスマス
・ツリー
・トナカイ
・二学期
・お正月
・お年玉
・もち
・一年の始まり
・元日
・あけましておめでとう
・鏡餅
・獅子舞
・三学期

なかなか、面白いと思いませんか。
「対比的な思考ができる」ということは、学習する上で大きな武器となります。この武器がこれからの学習で生きることになるのです。

・物語で二人の登場事物を対比してみる
・春の植物と秋の植物を対比してみる
・江戸と明治を対比してみる
・台形と平行四辺形を対比してみる

様々な教科の様々な場面で使うことができるのです。
この時間は、遊び感覚で行った「対比的思考の入門編」でした。

そして本日、教育実習生の江田さんが「対比的思考」を使って『一つの花』の授業をしました。大学から指導教授もおいで下さり、授業を参観されました。
授業後、教授からおほめのことばをいただき、江田さんもホッとしていたようです。子供たちも本当に頑張った1時間でした。

これまで5時間行ってきた「英語」の授業、なんと本場のNative Speakerの先生からも指導いただけることになりました。現在、隣りの中学校で指導をしているティファニーさんです。何回くらい来ていただけるのか、現在スケジュール調整中です。今日は、ティファニーさんが来校し、英語の授業を参観していただきました。私が緊張・・・・。