あすは展覧会

案内状でご覧いただいたとおり、今年の作品は、絵画が「ガリバー旅行記」、工作が「だんだんコリント」です。
「ガリバー旅行記」、知っている子はわずかに3分1程でした。物語を知らなければ絵は描けません。読み聞かせからスタートです。とは言っても、この物語、相当の長編です。全て読み聞かせていたら、何時間かかるか分かりません。そこで、絵になりやすい場面をピックアップし、およそ1時間をかけて読み聞かせをしました。どんな反応をするかなぁと少々心配だったのですが、この物語、子供たちは気に入ってくれたようです。ひとまず安心。

次の時間。

目をつむりなさい。これから三つの場面をお話しします。様子を頭の中で思い浮かべながら、自分がいちばん描きたいなぁと思う場面を一つだけ選びなさい。

このように言って、話を始めました。次の三場面です。

ガリバーが眠っています。ぐっすりと眠っています。小人たちはまるで蟻のように群がってガリバーを縛っています。髪の毛を縛っています。手を縛っています。足も縛っています。
ガリバーは目を覚ましました。目を覚ましてびっくりしました。ガリバーが見たものはどんなものだったでしょうか。

ガリバーが足を開いて立つと、ラッパの音が聞こえてきました。馬に乗った軍隊が行列になって進んできました。ガリバーの足の下をくぐって進んでいきます。ガリバーは腰を曲げ、顔を近づけてこのかわいらしい行列を見つめていました。

ガリバーは用意してきた鉄のカギを軍艦のへさきの穴にひっかけ、これを一束に結び合わせました。ナイフでいかりの綱を断ち切ると、五十隻ほどの軍艦をひとまとめにして、のっしのっしと引いてきました。
それを見ていた敵軍はどんな様子だったでしょう。それを見た味方の軍はどんな様子だったでしょう。

どんな絵ができあがったのか。明日の展覧会でごゆっくりご覧ください。

そして、工作「だんだんコリント」。
ノコギリを使って木を切る。金づちを使って釘を打つ。どちらの作業にもまだ慣れていない子供たち。ぎこちない手つきで進む作品づくり。
曲がってしまった釘を何度も抜き、打ち直しては指を打つ。そんな失敗を何度も繰り返しながら、どの子も根気強く作り上げていきました。
難関は二つありました。
一つは、ビー玉がうまく転がるように位置を少しずつずらしながら適度に傾けて固定することです。ビー玉がうまく下の段に落ちずに、微調整を繰り返しました。
もう一つは、四本の足を水平に立てることです。なかなかうまく立たないのです。抜いては打ち、抜いては打ちを繰り返しながらやっと立てることができました。板にあいた釘の穴はその子の苦労の証です。そんなところも是非見ていただきたいと思います。

例年のように、教室に「感想ポスト」が設置されています。頑張った子供たちのために是非ともおほめの言葉をおくってやってください。本日、感想用紙を配布いたしました(用紙は教室にも置いておきますので、ご利用ください)。