A HAPPY NEW YEAR

朝目覚める。すると、不思議なことに、あなたの財布にはまっさらな二十四時間がぎっしりと詰まっているのだ。そして、それがすべてあなたのものなのだ。これこそもっとも貴重な財産である。
時間は実に不思議な貴重品である。そして、それ自体の不思議さもさることながら、その与えられ方も不思議といえばじつに不思議である。
考えてもごらんなさい、誰も時間をあなたから取り上げることはできないし、盗むこともできない。そして、あなたより多く与えられている者も少なく与えられている者もいないのだ。
(中略)
そのうえ、先の分まで引き出して前借りするなどということもできない。できるのは、過ぎ去っていく現在という時間を浪費することだけだ。
明日の時間を浪費することはできない。それはあなたのためにとっておかれている。

上は、『自分の時間』(アーノルド・ベネット著 三笠書房)という本の中の一節です。
冬休みという大切な時間を、子供たちはどのように過ごしたのでしょうか。休み前に立てためあては達成できたかな。それとも、のんびりしすぎたかな。
いずれにせよ、過ぎ去った時間はもう戻っては来ません。後ろを振り返るのはよしましょう。
今、子供たちの前にはまっさらな時間がたっぷりと用意されています。そして、その使い方は子供たち自身に委ねられているのです。お年玉よりなにより貴重な財産です。上手に使っていきましょう。
さあ、21世紀、新しい時代の幕開けです。