Big & Little

「先生、来ないよ」
「もうすぐ来るよ。もうちょっと待ってみよう」
金曜日。テレビ局が英語授業取材のため来校。3時から授業が始まっている3年生教室にはテレビカメラが入っています。4年生の授業は3時半からです。
ティファニーさんもカメラが来るまで授業をしばらく待っていました。
結局、最後まで4年生教室にカメラは入りませんでした。
授業後、無念の表情で下校していく子供たち・・・。残念だったね。
教務室に戻った私から子供たちの無念を聞いた局の人はしきりに恐縮していました。
明日、火曜日6:20から放送されるそうです。4年生は映りませんが・・・。

気を取り直して、授業の様子をお伝えします。
この日は対義語を組み合わせて、形容詞の学習をしました。次の語です。

big,little/tall,short/young,old/long,short/thin,fat

まずはピクチャーカードを使って上の語を覚え、発音練習を繰り返します。
ティファニーさんの後について練習したり、カードを見て子供たちだけで発音したり・・・。
すでに知っている単語が多いので、子供たちはすぐに覚えてしまいました。

Gesture game!

学習した形容詞をティファニーさんがジェスチャーで表現します。子供たちがそれを見て形容詞を当てるというゲームです。
ティファニーさんのジェスチャーがうまいせいか、子供たちは次々と正解。
お次は子供たちがジェスチャーをする番です。希望者を募り、前に出てジェスチャーをやってもらいます。子供たちのジェスチャーもなかなかのものでした。

最後は覚えたばかりの歌『BINGO!』をみんなで歌いました。

The farmer's dog's at my back door,
His name is Bobby Bingo,
B I N G O,B I N G O,B I N G O,
And Bingo is his name,O.

歌詞も短く、メロディーも覚えやすいのですが、最初の4小節はかなりの早口を要求されます。
スローテンポからスタートしてだんだん早く歌っていったり、歌詞の一部分を歌わずに手拍子で表現したりとバリエーションを変えながら歌遊びを楽しみました。
紙面でメロディーをお伝えできませんので、子供たちに歌ってもらってください。


ごんは大人か子供か?

今日、『ごんぎつね』のテストを行いました。平均点は98.1。テスト裏面、言語問題(漢字や言葉の使い方)の平均も97.8というハイスコアでした。
テスト後半、20分ほど時間があまったので、こんなことをしてみました。

ごんは、人間でいうと何歳くらいですか。およそでいいですから自分の考えを書いてごらんなさい。

みなさんは、どのくらいだと思いますか。
子供たちの考えはかなりばらつきました。最も若く書いた子が3歳、そして最高齢は75歳です。

大きく二つに分けます。ごんは大人ですか子供ですか。

子供だと考える子が9名、大人だと考える子が18名という結果。
(これは意外です。4年生を担任し『ごんぎつね』を授業するのは3度目ですが、過去2回はいずれも「子供だ」と考える子が圧倒的だったのです)
「大人だ」という子が発言します。
「だって、ごんは自分のことを『わし』って言っているでしょ。自分のことを『わし』なんていう子供はいません。」
「子供だ」という子が反論します。
「でも、加治くんは子供だけれど自分のことを『わし』って言うよ。」
「それに、46ページを見てください。『ごんは、ひとりぼっちの小ぎつねで』と書いてあります。小ぎつねなんだから大人のはずがありません。」
これで「大人派」が黙るかと思ったら大間違い。
「『小ぎつね』っていうのは小さいきつねのことで、子供のことではありません。子供のきつねだったら『子ぎつね』と書いてあるはずです。」
この意見で「子供派」から、
「あぁ、そうか・・・」
というつぶやきが聞かれました。
うーん、どっちなんでしょうね。
因みに、新美南吉は童話『手ぶくろを買いに』では、子供のきつねを「子ぎつね」と表記しています。