21世紀を生きていくきみたちへ(その2)

※ 向山洋一氏の「総合的学習・インターネット」の授業(ビデオでつかむプロの授業技術2 明治図書)を参考に構成した授業です

 先生が今までに自分で買ったコンピュータを例にします。先生が初めてコンピュータを買ったのは今から8年くらい前です。そのコンピュータは計算の速さが20MHz、覚える力が80MB、そして値段は100万円でした。貧しい先生はもちろん、借金です。
 あれから、8年が過ぎました。ただ、先生が今使っているコンピュータは3年くらい前に買ったものです。それでも、このくらい進歩しています。計算の速さが250MHz、覚える力が18000MB、そして値段は50万円です(一つ一つの数値が画面に表示されると子供たちから驚きの声が漏れます)。これだけ性能がアップしたのに、値段は半分になりました。

 コンピュータはその使われ方が大きく3回変わりました。コンピュータは最初、何に使われたと思いますか。実は計算です。コンピュータは人間とは比べものにならないくらいのスピードで計算することができます。
 次はどんな使われ方でしょう。それは覚えさえることです。コンピュータはすごい量の情報を覚えておくことができます。例えば、先生の持っているコンピュータには分厚い辞書が500冊くらい入ります。人間にはとても真似できません。
 そして今、三つ目の使われ方がされています。何でしょう(青山くんが「インターネット」と答えてくれました)。そう、インターネットです。

 これはインターネット前のコンピュータを絵に表したものです。1台1台のコンピュータはみんなひとりぼっちです。

 これがインターネット後のコンピュータです。すべてのコンピュータがつながっています。この絵、何かに似ていませんか。そう、蜘蛛の巣に似ていますね。蜘蛛の巣のことを英語でWebと言います。

 インターネットというのは、世界に(World)広がる(Wide)蜘蛛の巣(Web)のことなのです。最初のアルファベットを続けて読んでごらんなさい。そう、WWWですね。この言葉を聞いたことがある人?大勢いますね。ホームページアドレスの最初にこのWWWが付いていることが多いですよね。蜘蛛の巣の中の住所を表したものなのです。
 世界中のコンピュータが蜘蛛の巣のようにつながっているのがインターネットなのです。では、みんなも世界に広がる蜘蛛の巣の中へ飛び込んでみましょう。
 ただ、何の目的もなく飛び込んでしまうと、蜘蛛の巣の罠にはまってしまいます。蜘蛛の巣の中にあるものすごい情報の中から、自分の探したい情報をみんなの代わりに見つけてくれる道具があります。検索サイトと言います。検索サイトにはいろいろありますが、先生が今使っているお薦めの最新検索サイトを教えましょう。

 こう言って、Google(http://www.google.com/)という検索サイトを使い、子供たちが最近はまっている「モーニング娘。」のホームページを表示して見せました。
 この後、子供たちもGoogleを使って、WWWの世界を体験したのですが、授業後の感想には
「先生の話が長くて、『モーニング娘。』のホームページがちょっとしか見られなかった」
という苦情も・・・。
 すみません。でも、今日は「WWWの思想」を伝えることがメインだったもので・・・。