「けむり」と「けむし」

【第一日目】
出発の時から予報通り、生憎の雨模様。バスに乗るまでに着てきた服はすでにビショビショ。先が案じられる天候状態でした。しかし、雨に降られたのは一日目のカレーづくりの時だけ。炊事場は屋根が付いていますから、大きな問題は生じません。真剣に調理に取り組んでいるうちに、いつのまにか雨もやみ、空の下でおいしいカレーを食べることができました。(キャンプファイヤーだけは二日目に順延しましたが)
さて、子供たちの悩みは雨ではなく、「けむり」と「けむし」でした。
カレー作りに挑戦する子供たち。風下で調理をしているとかまどから強烈な煙が襲ってくるのです。涙を流しながらかまどに薪をくべていましたが、とうとう絶えきれず、二日目の海遊びで使う予定の水中めがねを装着。水中めがねとゴーグルが思わぬ場面で活躍していました。
そして、毛虫。
「先生、毛虫!」
訴えてきた女の子の顔が引きつっています。
夕食を終えテントに入った子供たちを出迎えてくれたのは大量の毛虫でした。簀の子の上にもテントのパイプにも、何匹もの毛虫が蠢き、さなぎが揺られているのです。これには私も閉口してしまいました。各テントに急遽、ほうきとちりとりが配給され、子供たちは毛虫と格闘したのでした。
一夜目は、自然教室の興奮(こちらが主要因)と毛虫のためにほとんど眠れ(ら)ない子供たちが続出でした。真夜中までテントの中から子供たちの声が途切れることはありません。しかも、朝は4時頃からテントを抜け出し、外を走り回っていました。
二日目のメイン活動は海遊び。果たして大丈夫か・・・。

フェリーのデッキからカモメに餌付け
かもめが子供の手からおやつを奪った瞬間!
う〜、煙い!何とかしてくれ。その結果、ゴーグルを装着しての調理となりました・・・。