By Telephone

【Dialog 1】
A: Hello.
B: Hello.
A: This is Toru. May I speak to Brian, please?
B: Yes. Hold on, please.
A: Thank you.

【Dialog 2】
A: Hi Brian. How are you?
B: I'm good. How are you?
A: I'm good, too. Let's play baseball.
B: Good idea. What time and where?
A: Play ground at 3 o’clock.
B: OK. See you then.
A: See you then.

上の5枚の絵をご覧ください。絵の下にある英文を読まずに、ストーリーを想像してください。どんなストーリーが思い浮かぶでしょうか。
昨日の英語は、上の5枚の絵を示すところから学習をスタートしました。文字は一切ありません。絵のみから、どのような状況なのかを想像させたわけです。
以前、ハンバーガーショップでの会話を扱ったときにはダイアログ(対話)を英文で示しました。すると、どうなったか。子供たちはプリントの文を読みながら対話をしていました。つまり、実際には対話をしていたのではなく、文を読んでいたのです。
私が小学生の子供たちに身に付けさせたいのは音声でのコミュニケーション能力です。文字の読み書きではありません。文字の読み書きはもっと後の段階(例えば中学校)でよいと思っています。文字を与えてしまうと子供たちはどうしても読んでしまうのです。5年生の子供たちはある程度読めてしまいますから、なおさらです。
ブライアン先生の発音を集中して聞き、それを忠実に真似しながら話してみる。正確な日本語訳も知らなくてよい。「このような状況の時にはこんなふうに話すのだ」ということを体験的に覚えていく。それが大切なのです。赤ん坊が、親の話す言葉を真似しながら母語を覚えていく過程と同じです。

1 5枚の絵を見てストーリーを想像する
2 ブライアン先生と私の対話を聞く
3 ブライアン先生のあとについてダイアログを何度も練習する
4 ブライアン先生と子供たちで役割を分担し、実際に対話をしてみる
5 グループをつくり、グループ内で役割を決めて対話練習をする

すべてのダイアログを一度に扱うのは無理ですから、ダイアログは二つに分けました。「母親に取り次いでもらうまでの場面」と「友達を野球に誘うまでの場面」とにです。
文字はありません。頼りはブライアン先生の声のみです。必死で聞き、一生懸命真似する。子供たちはブライアン先生の予想以上に上手に対話をしていました。ただ、5年生の子供たちにとっては少々長すぎたのでしょうか。惜しむらくは集中力が続きませんでした。子供たちの集中力を途切れさせないための工夫が私に必要でした。次回、この続きを学習する予定です。