Telephone 2

「電話の応対」について学んだ先週の英語授業について、NO.164に次のように書きました。

文字はありません。頼りはブライアン先生の声のみです。必死で聞き、一生懸命真似する。子供たちはブライアン先生の予想以上に上手に対話をしていました。ただ、5年生の子供たちにとっては少々長すぎたのでしょうか。惜しむらくは集中力が続きませんでした。子供たちの集中力を途切れさせないための工夫が私に必要でした。次回、この続きを学習する予定です。

今週の月曜日はこの続編を行いました。前回の反省をもとに、二つの改善を加えました。

1 Dialog(対話)を短く細切れにし、細かいパーツに分ける。
2 それぞれのパーツにゲームを入れて子供たちが楽しめるようにする。

前回も「多分大丈夫だろう」という程度に分けてはいたのですが、やはり長すぎたのです。今回は、全体を次の5つのパーツに分けました。

【1 電話に出た友達の母親と話す場面】
A: This is Brian. May I speak to Toru, please?
(ブライアンです。徹くんをお願いできますか。)
B: Yes. Hold on, please.
(はい。そのまま、待っててね。)

【2 電話に出た友達と挨拶を交わす場面】
A: Hi Toru. How are you?
(やあ、徹。元気?)
B: I'm good. How are you?
(元気さ。きみは?)

【3 友達を野球に誘う場面】
A: Let's play baseball.
(野球しようぜ。)
B: Good idea.
(いいねぇ。)

【4 野球をする時間と場所を聞く場面】
B: What time and where?
(何時にどこ?)
A: Play ground at 3 o'clock.
(3時にグラウンドだよ。)

いつも、友達の誘いを受けられるとは限りませんので、断る場合も扱います。

【5 野球の誘いを断る場面】
A: Let's play baseball.
(野球しようぜ。)
B: Sorry, I'm busy. How about tomorrow?
(ごめん、用があるんだ。明日はどう?)

Sorry, I'm busy.

5つのパーツはそれぞれ次のように練習しました。

1 ブライアン先生と私の対話を聴く。
2 ブライアン先生の後について発話練習をする。
3 爆弾ゲームを楽しみながら練習する。

爆弾ゲームとは、「音楽を流しながら爆弾に見立てたボールなどを順に回していき、音楽が止まったときにボールを持っていた子が負け」というゲームです。
今回は、ボールのかわりに二つの携帯電話を使いました。教室の両端にいる二人の子供に携帯電話を渡してゲームをスタートします。子供たちは“Let's play baseball.”“Good idea.”等と対話をしながら携帯電話を後ろの友達に回していくわけです。私は子供たちに見えないようにタイマーをセットしておきます。タイマーが鳴ったときに携帯電話を持っていた二人が負け。負けた二人はその場で起立し、みんなの前で対話をして見せます。

今回は、対話を細かいパーツに分けたこと、爆弾ゲームを入れたことによって、子供たちは楽しみながら対話を練習することができていました。やっぱり教師が工夫をしていかないとダメですね。