食品添加物

これがそれぞれのウインナーの原材料です。(添加物は赤字で表示)全員で読んでみましょう。
赤い字で書かれている材料は、本当はウインナーを作るためには必要のなかったものです。これらのように、本来の食品以外に加えられているものを「食品添加物」と言います。
(一覧表を提示し)これは、代表的な食品添加物とその効果を表す表です。「腐りにくくなる」「見た目が良くなる」「香りが良くなる」・・・。
食品添加物は、入れた方がいいと思いますか。入れない方がいいと思いますか。

ほとんどの子供が「入れた方がいい」と言います。
ここで、一つのグラフを示します。病気別死亡率の変化を表すものです。
グラフを見て、気付いたことを数名に発表してもらった後、説明します。

ガンによって死亡する人が1975年(昭和50年)頃から増えています。原因は何だと思いますか。食品添加物や農薬が大きな原因の一つだと考えられています。食品添加物は昭和30年頃から大量に使用されるようになりました。15〜20年経って、その悪影響が表れ始めてきたのですね。

さらに、使用禁止になった食品添加物の例を表で示して話します。

この表は、一度は、安全だとして、添加物として認可され、通常の食品に頻繁に使われたにもかかわらず、その後、発ガン性があることが判明して認可が取り消された添加物の代表例です。
いったん認められた後、削除された添加物は、全部で50品目以上になります。今は、安全性が確認されているとして認可されている添加物の中にも、今後、やっぱり危険だという添加物が出てくる可能性もあるわけですね。

続いて、淡路島の猿の映像を示しました。淡路島では、人が与えた食品添加物入りのエサによって、奇形猿が生まれ続けているのです。

猿の世代交代は人間の4倍のスピードであり、悪影響が人間よりも早く現れてしまいます。ということは、このまま何も考えずに食品添加物をとり続けていると、私たちの子孫に大きな危険が生じしてしまうわけです。
実は、既に人間にも異常が起き始めています。子供たちに、次のような症状が表れ始めているのです。
・落ち着かずいつでも体を動かしている。
・衝動的に行動し気が短い
・家庭や、学校で、暴れもので、授業の進行を妨害し、友達ができない。
・集中できない。知能指数は悪くないのに、成績は低い。
・眠れない、夜目を覚ます。歩くとつまずいたり物にぶつかることが多い。手先が不器用。

「あっ、おれのことだ」というつぶやきも・・・。
ところで、私たち現代人は、一年に4kgもの食品添加物を取っているのだそうです。その資料を提示し、次のように尋ねました。

できるだけ、食品添加物を取らないようにするには、どうすればいいと思いますか。ノートに書きなさい。

最も多かった答えは「成分表示を見る」というものでした。その通りですね。見た目だけで判断するのではなく、成分表示をきちんと確認して食品を選ぶということが大切なのです。
ただ、現代社会では、食品添加物ゼロの食生活を続けていくことは非常に困難です。そこで、最後に井上先生から、食品添加物の害から身を守るための方法をいくつか教えていただきました。「ゆでる」「野菜と共に食べる」等、有効な方法がいくつかあるそうです。

紙幅と気力が尽きました。遠山さん、中村さん、渡辺さんからゲストティーチャーとしておいでいただいた3時間目の学習については次号でお伝えいたします。