鍛えよ体力・広げよ友情(その2)

伊織
「わー。ウォー。パチパチパチパチ。」
今やっているのはAグループ全員の『ふるさと新潟』です。昨日は雨天中止。しかし、今日は絶好の晴れ日で、日焼けが増すような気がします。ぼくたちは、この日のために学校の体育館で練習をしてきて、今日は、その重ねてきた努力を発揮する日です。
かけ声がします。
「田園風景」
ななめ45度になり、
「よーい」
上を向いてねて、
「ピー」
一つ目の笛で足を頭の方までもっていき、
「ピッ」
二つ目の笛で足を上にあげる。そのまんま、ずーっとたえて、
「ピー」
三つ目の笛で起きあがり、
「ピッ」
四つ目の笛で、前を向く。これで田園風景は終わり。次の種目へ行きます。
(中略)
「海とヨット」
手をかまえて、
「よーい」
上に立つ準備。
「ピー」
四つんばいになっている人のところへ走っていき、ピンとしっかりつかんで上にいる。
裏話。このとき、佐々木さんがぼくの足をおさえる役で、そのときにぼくの足を横にぱかぱか、上下にゆらゆらさせています。おまけにぼくのあごが四つんばい役の野水くんの脇の下に当たって、ぼくは笑うのをたえていました。が、笑うのをこらえられなくなって、クスクスと笑いながら、野水くんの脇の下に当たっていました。
「ピー」
もとの体勢にもどります。これで「海とヨット」は終わります。
(中略)
51回目の『ふるさと新潟』は終わりです。帰ったら、本当に日焼けが増していました。

和人
あれは、確か昨日の体育祭でのことだった。新潟甚句が終わり、名刺交換でのできごとだった。渋谷先生が、
「かわいい女の子探してこいよ」
といって、ぼくを押した。そしたら、目の前にちょうど女の子。渋谷先生は、これをねらっていたのか。ぼくはそのとき、そう思った。
「よろしくお願いします」
その子にそう言って、名刺を交換した。
ぼくはどんどん名刺を交換していった。その名刺は今でも家にあるが、交換した人の顔ははっきりとは覚えていない。
刈屋君を見つけた。刈屋君は名刺が5枚ばかりあまっていた。
「刈屋、手伝ってやるよ」
ぼくはそう言って、刈屋君の名刺交換を手伝った。
体育祭では、須佐も見つけ楽しかった。「ふるさと新潟」も「新潟甚句」も楽しかった。中止にならなくてよかったと思っている。

貴未
「おおー」
いきなり周りには大きなどよめきが響いた。今、ここでは体育祭の真っ最中なのだ。
今、私たちがしているのは「ふるさと新潟」の田園風景。約2500人ほどの人たちみんなが足を一斉に突き上げるのは
「そんなにすごいのかぁ」
と言った後、すぐピーと笛の音が鳴った。そして、演技が少しずつ終わっていった。
体育祭も終わりに近づいてきた。新潟甚句の後に続く名刺交換。その名刺交換で私はいきなり声をかけられた。
「交換してください」
と二人の女の子に言われた。私はうれしくてすぐに交換した。これをきっかけに、私は残る8枚の名刺をすべて自分から声をかけて人に配りつくしたのだ。
体育祭は終わった。思ったよりとても楽しく、いい思い出になった。
また体育祭をする6年生にもいい経験になると思う。

同じ市で同じ年に生まれた子供たちが一斉に集う「体育祭」。子供たちは、想像以上に大きな喜びをもって帰ってきたようです。作文で題材となっていたのは、やはり、スタンツ「ふるさと新潟」と「名刺交換」の二つでした(もちろん、それ以外の種目を書いている子もいますが)。
昨日、早速名刺交換をした相手に手紙を書いてきた子供がいます。最初の一通目のみは、私の方で責任をもって相手校に届けます。それ以後は切手を貼った上で個人でどうぞ。長い文通が続くといいですね。


明日は学習参観・懇談会です。参観授業は国語を行う予定です。
『中学校の昼食は、弁当にするべきか給食にするべきか。』
という論題で親子討論会を実施しようと考えています。おそらく、お家のみなさんは圧倒的に「給食派」だと拝察しますが、もちろんどちらの立場で参加されても結構です。子供たちと熱く語り合ってみませんか。ご多忙とは思いますが、是非ご参加ください。お待ちしております。