コンピュータウイルスが・・・

先週木曜日のコンピュータ室でのことです。子供たちは、私の指示に従って、メールソフトを起動します。そのときです。
「先生、変なメールが来てる!」
「何!よし、ちょっと待て。付いてきているファイルを開くんじゃないぞ。」
「○○くんが、もう開いちゃったよ!」
「『このファイルはウイルスです』って書いてあるよ!」
「差出人の鈴木一郎って誰?」
「こわ〜い。」
私がファイルを開いてしまった子供のところへ行って、確認します。ファイルの件名は「楽しいゲーム」。メールには「みんなにクリスマスプレゼントです。楽しいゲームを作ったので、遊んでね。」という言葉。そして、添付ファイルが付いています。添付ファイルを確認してみると、
「だまされましたね。このファイルはウイルスです。あなたのコンピュータのファイルはすべて破壊されます。」
という恐ろしい内容が。とそこへ・・・。
「先生、また変なメールが来た。『このメールを5人の友達に送ってください。あなたに幸運が訪れます。送らなければ・・・』だって。」
「気持ちわるーい!」

お騒がせいたしました。実は、すべて私が仕組んだものです。模擬ウイルスメールを予め子供たち宛に送付しておいたのです。そして、子供たちが騒ぎ始めているすきに、今度はチェーンメールも送付しました。インターネットの怖さを学ばせるためです。
コンピュータの操作にもすっかり慣れてきた6年生の子供たち。検索エンジンのウインドウにキーワードを入力し、自在に情報検索することもできるようになっていますし、友達同士メールを送り合って楽しむこともできます。しかし、中には友達にいたずらメールを送付し合っている子もいたのです。叱れば簡単なことですが、これはチャンス。時間を取って、ネチケット(インターネット上のエチケット)を学ばせることにしました。
子供たちが受信したウイルスメールやチェーンメールは、私が意図的に送ったものであることを知らせた上で、次の3点を指導しました。

・知らない人から届いたメールの添付ファイルは絶対に開かず削除すること。
・チェーンメールはむやみに知り合いに送りつけないこと。
・人を不快にするようなメールは送らないこと。

最近はウイルスに感染した友人からウイルスが送られてくることもありますから、差出人が親しい友人であっても安心はできません。私のところには、毎日必ずと言っていいほどウイルスメールが送付されてきます。多いときには10件を越えるほど届いたこともあります。ワクチンソフトで対策は取っていますし、怪しいメールは即削除していますので、今のところ被害はありませんが。

学習の後半は、次のサイトを見ながら、もう一度ネチケットについて再確認しました。
http://www.disney.co.jp/cybernetiquette/index.html
このサイト、ディズニーキャラクターがアニメーションでネチケットについて教えてくれる仕組みになっています。
この時間の学習で、子供たちもインターネットの怖さを十分に分かってくれたことでしょう。

明日は学習参観日、子供たちのスピーチを聴いていただく予定です。テーマは「あの時私は変わった」。自分の成長のきっかけになった出来事を題材にそれぞれがスピーチを行います。是非、聴きにおいでください。