学級びらき(その2)

新学期二日目。私は7:50頃、音楽室で新一年生の保護者会の椅子を並べるため、3階に昇っていきました。すると、3年生教室の方からギターの音が聞こえてきます。ちょっとのぞいてみると、男子が2名、私のギターをかき鳴らしていました。私が拍手すると、困ったような表情でこちらを見ます。きっと、無断で触っていたので叱られると思ったのでしょう。さらに拍手を続けると、今度は先ほどよりも力を込めて弦をかき鳴らし始めました。実にかわいらしい子供たちです。

1時間目。昨日、下校前に椅子を体育館に出してあるため、この時間は椅子なしです。腰を下ろした状態での1時間でした。机の後ろに腰を下ろしていると、ほとんど顔が見えません。額と目だけを机の上からちょこんとのぞかせた子供たちの姿が妙におかしく、そして愛らしく見えました。

座席替えをしました。大人から見れば「たかが座席」ですが、子供たちにとっては「されど座席」です。座席替えは子供たちにとって大きなイベントなのです。
座席の決め方にはいろいろな方法があります。そして、机の並べ方にもいろいろな方法があります。座席の決め方だけで本が出版されているほどです。
今回はくじ引きで決めました。縁を大切にしたいからです。同じ年に生まれ、同じ学校に通い、同じクラスに所属しているのは何かの縁です。人間にはコントロールできない、なにがしかの力が働いていると思うのです。偶然かもしれません。しかし、もしかしたら必然なのかもしれません。縁あって一つの教室で学んでいくのですから、いろいろな友達と関わってほしいと願っているのです。今日から、くじ引きで決まった座席で学校生活を送ることとなりますが、視力や身長など、座席について配慮してほしいというご希望がありましたら、ご遠慮なくお申し出ください。尚、座席は一月ごとに替えていく予定です。