まいごさがし

「山田花子ちゃんという四さいの女の子が、まいごになっています。青い洋服を着て、白いぼうしをかぶり、うさぎのぬいぐるみを持っています。見かけた方は、近くの係までお知らせください。」

上のお知らせをわたしが読みます。そして問います。

今、分かっている情報は何ですか。

子供たちは答えます。
・名前は山田花子
・年は四歳
・女の子
・青い洋服を着ている
・白いぼうしをかぶっている
・うさぎのぬいぐるみを持っている

この後、子供たちは右の絵の中から迷子になった山田花子ちゃんを見つけて○で囲みます。

これは、国語の学習です。『だいじなことを落とさずに聞く』ということがねらいになっています。音声を聞き取って理解する学習です。文字と違って読み返すことができませんので、1回で正確に聞き取ることが大切になってきます。
山田花子ちゃんを見つけた後、CDによるアナウンスを聞きながら、さらに数名の迷子さがしをしました。子供たちは、この学習をゲーム感覚で楽しんでいたようです。「もっとやろう」という声がいくつも聞こえてきました。

さて、その次に行ったのが「私は誰でしょうゲーム」です。
私が「私は誰でしょう」と尋ねると、子供たちは質問をします。私の答えは「はい」か「いいえ」だけです。
「その人は、この教室にいますか?」
「その人は、女の子ですか?」
「その人は、髪が長いですか?」
「その人は、県職アパートに住んでいますか?」
質問によって得た情報をもとに、子供たちは答えを当てていきます。これもゲーム感覚で行える「聞き取り学習」です。
この後、類似の聞き取りゲームをいくつか行いました。2時間の学習でしたが、子供たちは飽きることなく学習を楽しんでいました。

毎日の朝の会の時、私は時々子供に尋ねます。

今、先生はいくつのお話をしましたか。

時々、このように尋ねると、子供たちは指を折りながら話を聞くようになってきます。正確に話が聞けるようになってきます。
今、「読み書き能力」だけではなく、「話す力・聞く力」が求められています。
親子で聞き取りゲーム、お家でもやってみませんか?