誰の心が見えている?

物語文『つり橋わたれ』の学習をしています。

・黙読、音読
・登場人物は何人か
・主人公は誰か

これまで3時間ほどで上の学習を終えました。そして、今日の学習です。黒板に書きます。

A 和平は悲しかった。
B 和平は悲しそうだった。

Aの文とBの文の違いが分かりますか。

答えられる子供はいませんでした。そこで、次のような図(略)を黒板に書きました。

Aの文はどちらの図でしょう。Bの文はどちらの図でしょう。

今度は、手が挙がってきます。
「上の絵は、話者に和平の心の中が見えているからAの文で、下の絵は心を外から見ているだけだからBの文です。」
満点の答えです。

普通の人間には人の心の中を見ることはできませんね。でも、物語の話者には登場人物の心の中が見えていることがあるのです。
では、『つり橋わたれ』の話者には誰の心の中が見えているのでしょうか。このような図をかいて、そこに矢印をかき込みなさい。

当然のことながら、子供たちは改めて本文を読み始めます。読まなければ分からないからです。今までそのような視点で物語を読んでいないからです。
しばらく待ちました。ほぼ全員が作業を終えたところで一人一人の登場人物について検討を加えていきます。

トッコの心の中は見えていますか。

トッコについては全員一致。「見えている」という解でした。根拠を挙げさせていきます。次のような表現が根拠として挙げられました。

・はじめのうちはめずらしかったが、一人では、何をやってもおもしろくありません。
・トッコは、おもしろくなって、何度も何度もよんでみました。
・トッコは、うれしくなって、はたをおっているおばあちゃんの所へとんでいきました。
・トッコはびっくりして、思わず目をつむりました。
・それからです、トッコが山のくらしが楽しくなったのは。
・でも、トッコは、もう一度、着物を着た男の子と遊びたいと思いました。

残念ながらここで時間切れ。続きは明日です。