着衣水泳

映画『タイタニック』が大ヒットしました。あそこまで悲劇的な出来事が私たちに起こる可能性はほとんどないのでしょうが、小学生の水の事故は毎年必ずどこかで起こっています。

昨日、3・4校時に着衣水泳を行いました。自分の命を自分で守るために大切な学習です。
子供たちは水着の上に、ジーパンやトレーナーなど、たっぷり水を吸う着衣で、体育館に整列をしています。
準備運動をした後、こんな話をしました。

「人はどのくらいの水深で溺死すると思いますか。」
昨年、森泉先生から話を聞いた4年生には覚えている子供もいたようです。泳げる大人であっても、パニック状態に陥ると、わずか30cmの水深で溺死してしまうこともあるそうです。
真冬の海など、冷水の中に投げ出されたときには、無理に泳ごうとするよりも、じっと浮いて救助を待った方がよいという話もしました。冷水の中で動きまわると、体の周りを冷水が循環し、人の動きを止めてしまうのです。
さて、実際にプールに移動して着衣水泳の実践です。次のような練習を行いました。

@ 着衣のまま、プールの中を泳いだりもぐったりと自由に動き回る(着衣での動きにくさを体感させる)。
A 前向きにしゃがんでプールに落ち、岸を確認して戻る。
B 横向きにしゃがんでプールに落ち、岸を確認して戻る。
C 後ろ向きにしゃがんでプールに落ち、岸を確認して戻る。
D 後ろ向きに立ってプールに落ち、岸を確認して戻る。
E 手を上に広げて伸ばし、ひざを曲げて浮く練習。(浮き袋の役目をする肺に重心を近づけるため)
F 水の中で浮いたまま服を脱ぐ練習。

子供たちは、楽しみながらも真剣に取り組んでいました。あってはならないことですが、万一の時、命を守る武器になればと願っています。