道子の話・正人の話(その4)

書き忘れていました。子供たちに感想を書かせる前に告げていたことがありました。次です。

『正人の話』も本当にあった話だと言ったよね。実は正人は今みんなの近くにいます。・・・それは・・・先生です。

子供たちは信じられないように私を見ていましたが、事実です。

では、授業の最後に子供たちが書いた感想を紹介します(但し匿名で・・・)。

●わたしは道子がかわいそうだと思いました。わたしは人をいじめたりしないようにしたいです。正人はやり返したからすごいと思います。
●なんで、なんにもしていないのにそんなに人をいじめるんだろう。もし自分がいじめられたら、どんな気持ちになるんだろう。
●いじめられるとさみしいんだと思いました。
●やっぱりいじめはこわい。いじめは生きる力をおそう。
●いじめっていやだなぁ。だって、いじめのせいで道子が死んじゃったんだもん。いじめなんてないほうがいいよ、と私は思いました。
●自分がすごくずっといじめられたら、やり返さなきゃダメ。
●渋谷先生が正人だったとはビックリした。
●正人はこんじょうがある。正人は道子みたいにならなくてよかったね。
●わたしはいじめをされたり、いじめをしたりしてはいません。友だちはやさしいです。はじめて、へびののう、犬ねこののう、考えるのうがわかりました。

この日、授業後の協議会(授業について次々と意見されるおっそろしい会です)で教育委員会の田中先生から次のように言われました。
「3年生の子供たちが、本当に一生懸命に勉強していました。すばらしい子供たちです。ほめてやってください。」

すばらしい子供たちに囲まれた私は幸せです。