給食週間

先日の「給食便り」でもお伝えしたとおり、今週は『給食週間』です。普段、子供たちは栄養士さんや調理員さんとは、なかなかふれ合いう機会がないのですが、この給食週間を機会に感謝の気持ちを新たにしてほしいと願っています。

私は、どちらかというと給食についてあまりうるさく言わない方です。例えば、好き嫌いについても結構寛容だと思っています(私自身はほとんど何でも食べますが)。
我がクラスの好き嫌いに関するルールは次の二つくらいです。

・嫌いなものでも少しは食べようとがんばってみる
・どうしても食べられなかったり、多すぎたりするものについては最初に減らす。

ただ、この給食週間を機会に好き嫌いをできるだけ克服するようにし、バランスのとれた食事ができるようになってほしいと思っています。健康な体のためということはもちろんですが、食が人に及ぼす影響は実はそれだけではないからです。
アメリカに『あなたの子どもはなぜそんなに乱暴なのか』というベストセラーがあります。アメリカで手のつけられない粗暴な子供が次々と生まれました。躾の問題でしょうか。そうではなかったのです。
特別に編成された医師団が調査しました。すると、いちばん基本的な原因はカルシウムの不足だったそうです。脳の抑止作用のあるカルシウムが圧倒的に足りない食生活をしていたのです。それどころか、カルシウムを破壊する甘味料を多量に摂取していました。当然のことながら脳の抑止作用が落ちていきます。自分の行動を抑えることができなくなってしまったのです。
さらにもう一つ。

子どもの好きなキャラメル、チョコレート類ばかりを与え、嫌がっているからといって、ビタミンB2やカルシウムなど、頭の栄養素になるものを含む緑黄色野菜を食べさせなかったりすると、頭の働きは鈍ってくる可能性がある。体の健康に悪いことは、頭の健康にも悪いと言えよう。
多湖輝著『子どもの頭をよくする本』ごま書房

う〜ん。怖いですね・・・。

子供たちも好き嫌いをなくそうと努力はしているようです。子供たちの文章を読むと分かります。次に紹介するのは、この給食週間に子供たちが調理員さんたちに書いた手紙です。

亜里沙
いつもおいしい給食をありがとうございます。わたしはときどきやさいをへらしてしまいます。だから、これからはへらさないようにがんばりたいです。わたしはやさいがあまりすきではありません。でも、学校のやさいはおいしいのでだいぶすきになりました。
わたしはめんの給食がすきです。パンの給食もすきです。これからもがんばっておいしい給食を作ってください。

亮介
中野さん、寺崎さん、伊藤さん、いつも給食ありがとうございます。
3年教室ではグリンピースがきらいな人がけっこういます。うちのおかあさんもそうです。
でも、わたしはグリンピースがすきなので、グリンピースごはんの作り方を教えてほしいです。今度教えてください。おかあさんに作ってほしいからです。

祐太
おいしかったハンバーグ。ん〜、ハンバーグとたれのあいしょうがいい。ぼくはおもっているんだけど、栄小のハンバーグはせかい一だ、イエーイ。


中野さん、寺崎さんに一つ聞きたいことがあります。サラダとおみそしるを作るときに、分けていると聞いたことがあるけれど、どっちが何を作っているのかわかりません。きかいがあったら教えてください。
わたしは給食の中で野菜があまりすきではありません。とくにボイルキャベツです。だから、これからはのこさないように食べたいです。ボイルキャベツはコロッケとよく出るけど、どうしてですか。

大地
ぼくがいちばん気に入っている給食はコッペパン。コッペパンに合うのはワンタンのおつゆ。メチャメチャおいしい。うすいかわの中におにくが入っているからメチャクチャおいしい。あと3年間、おいしい給食を作ってください。

愛実
「いただきまーす」という声がごはんをおいしくさせる。「わはは」という声がしてきてしゃべる声がいっぱい。わたしはいつものこす方なのだが、ちゃんと食べている。「おいしい、おいしい」と心の中でささやいている。おいしい、おいしい。
中野さん、寺崎さん、伊藤さん、ありがとう。

給食週間。学校給食だけでなく、自分の食生活全体を見直すきっかけにしてほしいですね。(私もアルコールを控えよう・・・。)