モチモチの木(その3)

1場面の豆太と5場面の豆太は、全く同じですか。それとも違いますか。

上の問いについての学習をNO.88でお伝えしました。
〈同じ〉・・・14名→12名
〈ちがう〉・・・8名→10名
前の時間は話し合いが中途半端だったのですが、それでも上のように2名の子供が考えを変えました。
昨日1時間目。続きの学習です。
〈ちがう派〉からは新たに二つほど理由が発表されましたが、〈同じ派〉からの反論はありませんでした。
結局、
〈同じ〉・・・・1名
〈ちがう〉・・22名
と大幅に子供たちの考えは変わりました。
学習後に子供たちはまとめの文章を書きました。ただ、まだ書き慣れていませんので、簡単な文章の型を教えます。

1 問いを書く。
2 ズバリと自分の考え(結論)を書く。
3 なぜそう考えるのか、その理由を書く。
4 再度、結論を繰り返す。

これは、自分の考えを論理的に述べるための初歩的な文章の型ですが、この型に則って書くことで子供たちは自分の考えを整理することができます。
それでは、子供たちが書いた文章を紹介します。

亜里沙
一場面の豆太と五場面の豆太は、同じかちがうか。
わたしはちがうと考える。
なぜか。理由は一つだ。
51ページの10行目に「それは、一人の子どもしか見ることはできねえ」と書いてある。豆太はモチモチの木に灯がともるのを見たから勇気のある子どもだ。
右の理由で、わたしはちがうと考える。


一場面の豆太と五場面の豆太は、同じかちがうか。
わたしはちがうと考える。
なぜか。理由は二つだ。
足から血が出ても、一人で医者様をよびにいけたからだ。
もう一つは、勇気のある子どもしか見れない、神様の祭りを見たからだ。
右の理由で、わたしはちがうと考える。

大地
一場面の豆太と五場面の豆太は、同じかちがうか。
ぼくはちがうと考える。
なぜか。理由は一つだ。
はらいたがなおって、元気になったからうれしくなって、あまえただけ。勇気はまだある。
右の理由からぼくはちがうだと考える。

麻衣
一場面の豆太と五場面の豆太は、同じかちがうか。
わたしはちがうと考える。
なぜか。理由は一つだ。
わたしは、豆太がじさまのために、いしゃさまをよびに行ってモチモチの木に灯がともるのを見たから、勇気のある子どもだと思った。
右の理由で、わたしはちがうと考える。


実里さんの自学帳に、ステキな作文が書かれていました。

わたしがしあわせなとき
実里
わたしがしあわせなときは、三つあります。
一つ目は、ともだちといっしょにいるときです。なぜかというと、なんだか楽しいからです。
二つ目は、家族といっしょにいるときです。なぜかというと、うれしかったことも、かなしかったことも、かまわないで言えるからです。
三つ目は、動物とのふれあいをしているときです。なぜかというと、心と心がつうじると、犬のことがわかるからです。

どうです。なかなかステキだと思いませんか?