子供たちへの回答

今年度も、残すところ一週間となりました。光陰矢の如し。本当に早いものです(と感じているのは大人だけでしょうか)。

さて先週、プリントを使い、一人一人に自分の3学期を振り返ってもらいました。そのプリントの中に、『先生やお家の人への願いがあったら書きましょう』という欄を設けておきました。そこに子供たちがどんな願いを書いているのかを紹介してみます(ただ、双方とも『なし』と書いている子が多かったのですが)。

【先生へ】
・また、音楽でリコーダーをやらせてください。
・たばこをすうのはやめて!
・宿題をふやさないでください。
・もっと遊んでくれ〜。
・こわいからもっとやさしくなって!
・もっとコンピュータがやりたい。
【お家の人へ】
・また、いっしょに遊んでください。
・うるさく言わないで!
・やさしくしてほしい。
・あんまりおこらないでください。
・おこづかいをふやしてほしい。
・おやつをおいておいて。

私への要望の中で多かったのは「もっと優しくなれ」「宿題をなくせ、減らせ」という二点でした。
私が要望を書かせたのですから、答える義務があります。そこで、この二点について反省と弁解をしておきます。

1 もっと優しくなれ
CHANCE.NO.2を読み返しますと、23名のうち13名が「渋谷先生は優しい先生だ」と思ってくれています。きっと、今聞いたらこの数は激減しているはずです。ここ数年、高学年の担任が多かったものですから、3年生の子供にとっては叱り方がきつすぎたのかもしれませんね。この点は深く反省。でも・・・。
叱るべき時は叱りますよ、やっぱり。

2 宿題を減らせ
これについては次の二通りの要求がありました。
「宿題をなくせ」
「宿題を減らせ」
この二つは意味が違いますので、それぞれを分けて考えます。
^ 「宿題をなくせ」
私も本当は「宿題なし」が理想だと思っています。しかし、家で勉強しなくていいと思っているのではありません。「宿題がなくとも、しっかり学べる子供」が理想だと考えているのです。自己教育力をもった子供、学習面で自立した子供が理想です。
ただ、3年生にそこまで自立した姿を要求するわけにはいきません。だから宿題なのです。徐々に宿題よりも自学の割合が増えていくことを望んでいます。
_ 「宿題を減らせ」
ほとんどの場合、宿題は連絡帳に書きます。例えば次のようにです。
・算数p.73「まとめのふくしゅう」
・計ド20,21
・漢字スキル11
これだけを見ると、確かに多すぎるように思えます。無茶な量にさえ思えます。しかし、違います。
p.73「まとめのふくしゅう」をやるためには、当然、授業中も時間を与えているのです。連絡帳の記述は、「時間内にすべてをできなかった人は残りをやってきなさい」ということを意味します。
計ド20,21はそれぞれ5分で終わる課題です。漢字スキルだって10分もあれば終わります。
すべてを合計しても30分以内です。
CHANCE.NO.15に書きました。
『学年×10分。これは、小学生に期待する家庭学習の時間です。三年生なら30分ということになります。』
この原則からはずれた宿題を出すことはほとんどありません。

わかったかな、子供諸君。

でもね、君たちの気持ちは十分わかっているんだよ。私だって子供の時はそう思ってきたのだから・・・。