NO.5(1999/4/9)

前々号で紹介した『天声人語』を子供たちにもかみ砕きながら読み聞かせ、その後、こんなことをしてみました。

班を作りなさい。
班の中で一人一人順番に「おはよう」とあいさつをしてごらん。ただし、他の人は返事をしてはいけません。無視しなさい。

全員に、あいさつを無視される体験をさせたわけです。
何名かを指名して尋ねました。

どんな気分でしたか。

「すごくさびしかった」
「むかついた」
こんな答えが返ってきます。

では、もう一度順番にあいさつをしてもらいます。今度は、他の人もさわやかにあいさつを返しましょう。

教室中が「おはようございます」という声と笑顔であふれました。これが一昨日のことです。
そして昨日。「おはよう」と教室に入っていった私に一発で元気な「おはようございます」が返ってきました。

「今日は昨日よりもいいあいさつができたよ」という人は手を挙げなさい。

ほとんどの子供が挙手。お家でのあいさつはいかがですか。
昨日の「詩の音読」の続きです。
「先生、もう0.5点は何なの?」
授業が始まるやいなや、子供たちの方から質問が出ます。
「そうだね。この時間で分かるから楽しみにしてなさい。」

今、話者は「楽しくうれしい気分」なのでしょうか、「寂しく悲しい気分」なのでしょうか。

全員が、前者だと言います。Bくんが理由も加えてくれました。
「雲が輝いているのを見ていたら、ぼくなら楽しくなるからです。」

みんなは昨日、そんなことを考えて読んでいましたか。
誰も手を挙げません。

では、楽しくうれしい気分で読んでみましょう。どうぞ。

教室中に素晴らしい音読の声が響きました。
実はこの後、この詩の内容についてさらに二つのことを問いました。次です。

@ 話者が見ているものはいくつありますか。
A 今、何時頃ですか。

これらの学習については次号でお伝えします。

新年度、最初の一週間が今日で終わりました。いいスタートが切れたでしょうか。上学年としての心構えができたでしょうか。
来週も「町内子供会」「一年生を迎える会」さらに「各種健康診断」と盛りだくさんです。張り切った気持ちを持続させたまま月曜日を迎えてほしいものですね。