NO.42

夏休み。なんと魅力的な響き。なんと胸躍る言葉。なぜか「冬休み」や「春休み」とは違った特別の響きをもっているような気がするのは私だけでしょうか。
明日から迎える夏休み、子供たちは今、胸いっぱいの期待を抱いているはずです。子供たちが夏休みに寄せる思い、よく分かります。私もそうでした。

恥を晒します。
過去、数十回もの夏休みを過ごしてきました。その度に私なりに計画を立てました。めあてをもちました。「これだけはやろう」休み前、そう心に決めました。しかし・・・。
8月31日、夏休み最終日。「よし、やったぞ!」「めあて達成!」そう言える夏休みは残念ながらただの一度もありませんでした。
おそらく子供たちもそうに違いないと勘ぐり、先日、聞いてみました。

みんなは、小学校の夏休みを3回経験しています。これまでの3回、夏休み最後の日に「めあて達成!」と言える夏休みは何回ありましたか?

まずほとんど手は挙がらないだろうと予想していたのですが、意外や意外。何本もの手が挙がりました。思わずその子たちを尊敬してしまいました。
しかし、やはり大多数の子供たちは私と同類。そんな同類たちのために、夏休み最終日に後悔しないコツを一つ伝授します。
それは『パレートの法則』の応用です。「何その法則?聞いたこともないよ」という方が多いでしょう。
これは『全体の中の重要な2割が、実質的に全体の8割を占める』という法則です。こう言ってもさっぱり分かりませんね。例えば、次のようなことなのです。
「全社の20%のセールスマンの売り上げが、全売り上げの80%を占める」
「会議に出席した20%の参加者の発言が、全発言の80%を占める」
この法則を応用すれば、成就感を味わうことができます。

@ 休み中に自分が挑戦したいと考えていることをリストアップする。
A リストアップした項目を重要度の高い順に並べてみる。
B すべてのクリアを目指さず、最重要な2割のクリアに全力を尽くす。

最重要な2割をクリアすれば、夏休みは8割方成功といえるわけです。どうです。これなら何とかなりそうでしょ。

夏休み中の必修課題は『自学』だけです。懇談会の折にも自学の内容が話題にのぼりましたが、漢字・計算・日記だけが自学ではありません。自分自身を知的に鍛えていくのが『自学』です。『自学の手引き』を参考に、世界にたった一つしかない自慢の『自学帳』をつくりあげてみてください。