NO.64

よほど胸に響いたのでしょう。15名の子供たちが自学帳に「アイマスク体験」の感想を書いてきました。
前号で、カードに書いた短い感想は紹介しましたが、自学帳に書かれていたのはノート2ページ程度にわたる長文です。せっかくですので、いくつかを紹介します。


今日、「総合の勉強」が2時間目と3時間目のはじめにあった。
先生方がたくさん来ていた。
はじめに、ふつうに折り紙を2回折った。次に、実際にアイマスクをつけて折った。そしたら、ほとんどの人がタイムがおそくなってきたなくなったと言ったけど、私はタイムがはやくなって、きたなかった。
今度は、本番。アイマスクをつけて歩いて、決められた先生のところへ行くことになって、私はとってもびっくりした。
私は後半になった。前半の人が終わって、後半の私の番が来た。私は青山先生のところに行くことになった。と中で人にぶつかったり机にぶつかったりした。先生のところに行くときより、自分の席をさがす方が大変だった。
そして、しぶや先生が今度は、
「安全に正しく早く行くにはどうしたらいいか。」
と黒板に書いた。そして・・・
A 手をたたいて合図、声で合図
B 杖をつく
C 手さぐり
D ねそべる
E 盲導犬
私はAに手を挙げた。そして、その手を挙げた方法でやった。私はAだから、となりの人に手をたたいて教えてもらった。けっこう場所が分かりやすかった。
「総合」の時間は、やってみるのがすごく楽しいなあと思った。


ぼくは、昨日から今日を楽しみにしていた。
なぜかというと、アイマスクをつけるから。
ぼくはこういう特別なことをする授業が大好き。
ぼくは樋口先生とあく手する。
「全然いない。」
と思うと、時間切れ。
Bがアイマスクをつけて、教頭先生とあく手するまで、
「B、こっちだぞ。こっちこっち、こっちだって。」
「パチン、パチン、パチン。」
手びょうしも大変。
もっと、総合の勉強がしたい。


「わぁー。たくさんの人だ。」
今日、2時間目に総合の勉強をしました。今日は、学校中の先生方が4年生の授業を見に来ました。ドキドキしたよ・・・。
今日は、アイマスクをつけて実際に目の不自由な人になりました。最初は、ただ自分だけでアイマスクをつけて先生とあく手をしました。私は青山先生です。けっこうきょりは長いです。
さっそく行動を開始しました。人がたくさんいて大変でした。ぶつかった人に、「だれ?」と聞かれたり、自分から「だれ?」と聞いたりしました。(中略 渋谷)
今度は、つっくんに手びょうしを打ってもらいながら先生のところまで行きました。今度は阿部先生です。和平もつっくんに案内をしてもらうので、つっくんは大変そうでした。行動はさっきよりも楽になりました。それで、すぐ阿部先生とあく手ができました。だけど、自分の席までは行けませんでした。
今日の授業はおもしろかったです。


ついに、アイマスクが教室にやってきた。色は青と赤。ぼくはどっちでもいいと思った。ちなみにぼくは赤色。
カードを引いた先生とあく手することになって、ぼくは原先生とあく手することになった。ぼくのやる番は後半である。声を出して、
「原先生。」
と言っても返事が来てるのか分からないくらいうるさかった。やっと、あく手ができても、もうタイムアップ。
次に、物を使うことになった。盲導犬と杖を使うことになった。盲導犬役の愛実に手伝ってもらった。杖がいちばん役に立った。そのおかげで、道が頭にうかんできて、やっとしぶや先生とあく手ができた。(中略 渋谷)
目の不自由な人は大変だ。