佐渡旅行記(その2)

出航前の両津港。お土産選びに真剣な子供たち。財布の中身は大丈夫?
帰りの電車の中で。今日の夕食は枝豆とビール、否、お茶。将来は酒豪?

和希
ザー。修学旅行初日。最悪の雨。これではゆっくり観光できない。どうしよう。とりあえず、最初にいく根本寺に出発。
それから数十分。根本寺が見つからず、近所の人に聞くことに。
「あのー。根本寺ってどこですか。」
「ああっ。もどって、左に行ったところです。」
「そうですか、ありがとうございます。」
ということで、もどりにもどって数分。やっと根本寺発見。やっと最初の観光場所に到着。
「時間がないから、急ぎましょう。」
「えっ、今着いたばかりなのに。」
写真をとって、早めに出て、でも、ちょっと写真をとりすぎたかも。あと9枚しかない。少ししかとらないようにしよう。
ザーザー。あいかわらずの雨。しかも、さっきより激しくなっている。おかげでびしょびしょ。本当に最悪の一日だ。
(中略)
夜は、自由時間。201号の部屋に入って、カードゲームでディエルしまくり。自由時間が過ぎると、自分の部屋の人たちとディエルしまくり。
その後、佑太が裕太の顔に自分のくつしたを置いて写真をとった。しかも、くつした2枚。かわいそうな裕太。
「まっ、おれには関係ないし〜。」
心の中で、そう思う自分であった。
(後略)

裕大
(前略)
さあて、夜はナイトフィーバーだ。となりが先生の部屋なので、いびきが聞けるかもしれない。さぁ、聞くぞ。裕之さんがそう言って、いっせいにかべに耳をあてた。すると、先生の部屋から
グゴォーッ、グガーブースピースピー。
クックック。先生のいびきはすごいな。
そのころ、和希さん、裕太さんはねていた。ぼくと佑太さんと裕之さんで、「佑太さんのくさいくつしたをのせて起こすか」と言って、のせてみた。すまぬ!和希。実験なんだ!!ブホッという感じで和希さんが起きた。何分かたって、また和希さんが眠った。
佑太さんが
「裕大、わるいけど、カメラ2枚使わせてくれ。」
「何に使うんだべ?」
すまんが、裕太さん。君の寝顔、とっちまいました。あとで、寝顔の写真をあげます。
(後略)

夏美
ポツン。ピチャ。雨が降っていた。船から下りたときだった。
グループ活動になった。私の班がいちばんはじめに行ったところは、「世阿弥の腰かけ石」が置いてある正法寺だ。そこで、奇妙な地蔵を見かけた。それは首のない地蔵だった。
次は、黒木御所に行った。そこで、同じ班の裕太さんが辛いチキンサンドを食べている。
「これ、辛ぇ。なんで、こんなのよこすの〜。」
と先生のせいに決めつけている裕太さん。
「つっか〜、これちょうだい。」
と長さんのおやつを勝手に取る翔也さん。
「あ〜、長のおやつ取った〜」
と先生。
「ちがうよ。つっかがくれたんだよ」
子供のような先生と、もらったように言っている翔也さんの二人の会話がおもしろくて、笑ってしまった。
ザーザー。さらに雨は強くなった。長木というバス停でバスを待っているときだった。車が走っていくたびに水をかけられた。だから、私と瑞貴さんは車が通るたびにジャンプした。その後は、車の採点をしていた。
何もかも楽しい。計画通りに行けたのは、私たちの班だけだった。
(後略)