英語活動アンケート

昨日の「かがやきタイム」は英語活動の7時間目でした。この時間は、いつもの英語活動ではなく、英語活動に関するアンケートを行い、なぜ小学校で英語活動をするのかという話をしました。
まずは、アンケート結果をご覧ください。
一つ目の設問は、「あなたは英語活動が好きですか」という問いです。

<英語活動は好きですか> 昨年度 今年度
好き 13% 35%
ふつう 67% 30%
好きではない 20% 35%

上表、昨年度のデータは、5年生30名に同じ設問でアンケートを行ったときのものです。英語活動をスタートさせる前のデータです。今年度データは6年1組のものです。母集団のメンバーも数も異なりますから、直接比較することはできませんが、参考にはなります。
上のデータを見ると、「好き」という子供と「嫌い」という子供の両極化が起きてしまっているようです。小学校段階で「嫌い」という子供が35%もいるのは大きな問題です。二つ目の設問でその理由を聞いていますので、これも紹介します。

<好き>
・英語の内容や意味を推理するのがおもしろい。
・楽しい!
・家でも勉強している。
・外国の人と話せるようになりたい。
<ふつう>
・おもしろいけれど、面倒。
・難しい。でも、嫌いというわけではない。
・聞くことはいいけれど、話すことが苦手。
<嫌い>
・何を言っているのか分からない。
・発音や言葉自体が難しい。
・覚えることが難しい。

ネガティブな感想をもっている子供の多くは「難しい」「分からない」を挙げています。これは、高学年になると顕著に出てくる感想です。低・中学年段階では「分かろう」「覚えよう」とはせず、活動自体を楽しむことができるのですが、年齢が進むにつれて、頭で考えて「分かろう」「覚えよう」としてしまうからです。赤ちゃんは母国語を覚えるとき「分かろう」「覚えよう」などとはしていないはずですよね。英語活動に対してネガティブな子供たちが少しでも少なくなってくれるように授業を工夫していきたいと考えています。

では、子供たちは英語の必要性をどのように感じているのでしょうか。
設問「あなたは、自分にとって英語が必要だと思いますか。」

<英語は必要だと思いますか> 昨年度 今年度
思う 53% 70%
分からない 33% 30%
思わない 13% 0%

「必要だと思う」と考えている子供がかなりの割合にのぼっています。しかも、「必要だとは思わない」という子供は0%です。理由を見てみましょう。

<思う>
・英語でコミュニケーションしてみたいから。
・大人になる頃には、今よりもずっと英語を使う機会が増えると思うから。
・英語が常識の世界。できなかったらリストラ。
・将来使うと思うから。
・将来行きたい専門学校で英語を使うから。
・道を聞かれたりしたときに困らないから。
<分からない>
・使うかどうかは分からないが、念のために必要だと思う。
・将来、仕事で使うかもしれないけれど、父は「多分仕事では使わない」と言っている。
・会社で使うかもしれないが、そんなに必要とは思わない。

文部科学省は昨年の3月に『「英語が使える日本人」育成のための行動計画』というものを発表しています。その中で、平成20年度を目指した具体的な目標までが示されています。次です。

○中・高等学校を卒業したら英語でコミュニケーションができ
る。
○大学を卒業したら仕事で英語が使える。

平成20年度と言えば、ちょうどこの子供たちが中学校を卒業している年です。上の目標は達成できているでしょうか。目標を目指して、小学校ではコミュニケーションの基礎を培っていきたいと考えています。

※ 私も中・高卒業レベルの目標を目指し、修行中です・・・。