あいさつ(その2)

一昨日、自学のテーマとして次の課題を出しました。

「あいさつはなぜ必要なのか」について、自分の考えを書いてくる。

下は、翌日提出された夏美さんの自学帳に書かれた文章です。

夏美
「あいさつ」はなぜ必要なのか。私は次の二つのような理由だと考える。
第一に、あいさつをすると気持ちがいいということだ。もし、あいさつをしなければ、せっかくの気持ちが少し暗くなる。しかし、あいさつをすれば、気持ちがいいし、会話もはずむかもしれない。例えば、けんかをしてそのまま謝れなかったとする。翌日、あいさつをして謝れば、仲直りできるかもしれない。つまり、あいさつをすれば一日気持ちがいい。
第二に、あいさつだけでコミュニケーションがとれるということだ。もし、あいさつをしなかったら、コミュニケーションがとれない。しかし、あいさつをすればコミュニケーションがとれて、自分も相手も笑顔になる。例えば、初めてあった人にいきなり友達に話すように接したらびっくりする。つまり、あいさつをするとコミュニケーションがとれて、自分も相手も笑顔になるということだ。
「あいさつ」はなぜ必要かというと、気持ちがよくなるし、コミュニケーションが取れるからだ。
私もこの二つを意識しながら、あいさつをしようと改めて思った。

一読して驚きました。夏美さんは「気持ちがいい」「コミュニケーションがとれる」というあいさつの二つの効能を書いてくれました。すばらしい考えです。ただ、私はもっと別な部分に驚いたのです。それは、彼女の「文章の書き方」です。

「はじめ」・・・問題提起
「なか1」・・・自分の意見1
「なか2」・・・自分の意見2
「まとめ」・・・意見のまとめ
「むすび」・・・自分の決意

夏美さんの文章は、上の5段落で構成されています。まさに、1学期に学んだ「書き方」を適用しているのです。今回、そのように書けとは指示していないにもかかわらずです。
さらに、「なか1,2」の書き方にもご注目ください。彼女は2段落目と3段落目の双方で「もし→しかし→例えば→つまり」という論理展開をしています。これも前学期に学んだことです。
夏美さんが、「書き方」を知識として得たばかりでなく、自分の文章に適用してきたことに驚いたのです。しかも、授業中に書いた文章ではなく、家庭学習の中で書いた文章です。お見事という他はありません。


児童会の代表委員会で「あいさつ」についての企画をいくつか行っています。そのうちの一つに「一人一枚ポスター企画」があります。全校児童全員が1枚ずつ「あいさつポスター」をかき、校内に掲示するのです。右は、音楽室前に貼られていた瑞穂さんのポスターです。様々な企画により、全校の子供たちの意識が高まってきています。