日本国登山

去りゆく夏が、名残を惜しみながら暑い日差しを投げかけ、濃い緑がその日差しに映えます。そして、時折肌をなでる涼風と虫の音が秋の到来を主張しています。

「まだ、着かないの。」
「もう少しだぞ。がんばれ。」
上学年の励ましの声が、止まりそうになる下学年の足取りを進めます。中には、へばってしまった子の荷物を持ってやる頼もしい6年生もいました。
いつもの通学班のメンバーで登った日本国。しかし、家から学校までの道のりでは見ることのできない子供たちの姿を発見することができました。

ようやく頂上にたどり着き、地域の人と、友達と、そして親子で広げたお弁当の味は格別だったことでしょう。
昼食で元気を取り戻した子供たちは、空を埋め尽くさんばかりのトンボを追いかけ、存分に頂上での時間を楽しんでいました。
貴重な日曜日にご参加いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

「先生、これあげる」
休憩場所でお菓子を恵んでもらいました。
「いただきまーす」
親子で弁当に舌鼓。
見よ、この異様な光景。みんな木の枝を手に持ち、空に突き出しています。
空を刺さんばかりに木の枝を突き出し、トンボが止まってくれるのを待つ子供たち。その姿はちょっと異様でした。さあ、つかまえられるかな。 見事にトンボを捕まえ、記念写真。まるで兄弟のようですが、本当のお兄ちゃんは未だトンボと格闘中。