人類と戦争

国語の学習で「平和のとりでを築く」という文章を学びました。広島の原爆ドームをテーマとした説明文です。
教科書では「読む」学習の後、「自分の考えを発信しよう」という課題が設定されています。
そこで、次のような具体的な課題を子供たちに示し、自分の考えを書かせてみることにしました。

以下の問いについて、あなたの考えを論述しなさい。

1 過去200年間に主な戦争だけで約400件起きています。その死者の累計は約1億6千万人と言われています。この事実について、あなたはどう考えますか。

2 「話し合いで解決できないから、仕方なく戦争するのだ」という意見があります。しかし、一方で「全戦争の66%は戦争の原因となった問題の解決に失敗している」という分析結果があります。あなたはどう考えますか。

3 次のように言っている人がいます。(1)から(4)の中から一つを選び、それに対するあなたの考えを書きなさい。
(1) 「人を一人殺せば人殺しであるが、数千人殺せば英雄である。」(ポーテューズ)
(2) 「戦争の目的は平和である。」(アリストテレス)
(3) 「人類から愛国主義者をなくすまでは平和な世界は来ないであろう。」(バーナードショー)
(4) 「平和・・・二つの間に介在する、だまし合いの時期」(ビアス)

「歴史で学んだ知識、国語で学んだ書く力を総動員して書こう」と呼びかけ、2時間を使いました。終わらない分は宿題です。さて、相当に高度なこの課題に対し、子供たちはどのように答えてくれるのでしょうか。楽しみです。