巣立ちの日(終章)

巣立ちの日が来た。
今日を限りに6年1組FUTURE学級のすべての者はこの教室を去る。この20名の仲間が、再びこの教室で同じ時を過ごすことはない。4月5日に教室開きをしてから203日。今日が最後のページである。

6年1組のみなさん、おはよう!
君たちは、今日から6年生です。
○○小学校の最高学年です。
小学校生活最後の1年間は203日。
君たちの小学校物語は、203ページで完結です。
最後のページを書くのは3月24日。
まだページは真っ白です。
ストーリーは誰も知りません。
物語を作っていくのは、君たち一人一人です。
さあ、どんな物語にしますか。
素敵な物語になりそうな予感がするでしょう。
今、1ページ目が開かれました。

上は、FUTURE NO.1に『序章』として記した文章だ。
そして今、最後のページが終わろうとしている。
物語の主人公だった君たち一人一人は大きく成長した。今の君たちは、1ページ目の君たちとはまったく違う。「呼びかけ」の言葉にもあったとおり、北小学校第1回の卒業生にふさわしい6年生として、すばらしい成長を遂げてくれた。担任として誇りに思う。

いま、 別れのとき
飛び立とう未来信じて
弾む若い力信じて
この広い
この広い大空に

20名の子供たちよ。振り返るな。前を向いて進んでいけ。過ぎ去った過去など忘れてしまうほどの輝くFUTURE(未来)をつくっていこう。

2005年3月24日
ここに6年1組FUTURE学級のすべてを終わる。卒業おめでとう。

保護者の皆様。力及ばざるところはお許しください。至らぬ担任にもかかわらず、子供たちは本当に大きくたくましく成長しました。今日までのご支援とご協力に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。お子様のご卒業、本当におめでとうございます。
本日、確かに大切な大切なお子様をお返しいたします。

6年1組担任 渋谷 徹