出会いの序章(第1日目 その2)

〜前号より〜

自己紹介の後、子供たちにこんなふうに語りかけました。

先生はね、みんなに会いたくて会いたくて仕方ありませんでした。だからね、先生今、みんなと会えてとてもうれしいです。あんまりうれしくて、みんなと握手したくなっちゃいました。
これから、先生がみんなのところへ回って一人一人と握手していくからね。みんなも、先生に負けないくらい強く握ってね。

そして、一人一人名前を呼びながら握手して回りました。男の子は、(一部女の子も)何かとか私を負かしてやろうと、本気になって握ってきます。
「すごい力だねぇ。びっくりしちゃった。」
などと声をかけていきました。
握手が終わった後、次のように聞いてみました。

みんな、学校にいて困ることはないかな。

私としては、子供たちの不安を取り除いてやろうと思って聞いたのですが、返ってきた答えは、
「何にもないよ。困らないよ。」
という声でした。しかし、こんなふうに答えてくるのは、元気な子供に決まっています。不安いっぱいのおとなしい子は、なかなか言えるものではないのです。そこで、

みんな大丈夫だよ。困ったことがあったら、いつでも先生に言ってね。先生が助けてやるからね。

と安心させました。
この後、ジャンケンゲームをやりました。(ここからはご存知ですね)

みんな立ってごらん。これから先生がみんなとジャンケンしていくからね。負けたら座るんだよ。勝ったらそのまま立っていてください。じゃあまわっていくぞ。

最初のうち、私がパーしか出さないでいたら、敢くんに、
「チョキ出せば勝てるぞ」
と見抜かれてしまいました。
2回戦やったところで、勝ち残り組が10人になりましたので、その子たちをチャンピオンとしてジャンケンゲームを終えました。

もう一回やりたい人?

と尋ねたのですが、誰も手を挙げません。2代目の時は異様な盛り上がりを見せたのですが、この子たちにはこの手は通じなかったようです。明日は別の手を考えねばなりません。さて、なんにしようかなぁ・・・。
そうこうしているうちに、だんだんと記念写真の時間が迫ってきます。
最後に返事の勉強をしました。

さあ、今度はお返事のお勉強だよ。先生が呼んだら「はい」って言うんだよ。そしたらね、今度は「渋谷先生」って呼んでください。先生も返事をしますからね。

こんな感じです。
「敢くん」
「ハイッ 渋谷先生」
「ハイッ 吉博くん」
返事をした後、私の名前を呼ばせたのです。返事以外の子供たち全員の声が聞きたかったからです。

さて、お家に帰っての子供たちはどんな話をしていましたか。是非お聞かせ下さい。
私はこの「レインボー」を一方的な伝達手段にはしたくありません。お家の方々の声も是非、載せていきたいと考えているのです。連絡帳を通して、ご意見・ご感想等をお聞かせ下さい(尚、掲載してほしくない場合はその旨をお書き下さい)。お忙しいとは思いますが、よろしくお願いいたします!

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