初めて書いた自分の名前

 NO.8で「線がき遊び」についてお伝えしました。あれは運筆練習ですから、文字を書いたわけではありません。
 先日、初めて文字を書かせてみました。もちろん、入学前に文字を書いた経験のある子もたくさんいるのだとは思いますが、学校の授業の中ではこの日が初めてです。
 書かせた文字は、自分の名前です。ただ、まだひらがなの学習はしていませんから、正しく書けない子もいるでしょう。もしかしたら、文字を書いたことがない子供もいるのかもしれません。そうしたことを承知の上で、書かせてみました。次の理由からです。 

1 どのくらいの子供が、自分の名前を正しく書けるのかを知るため
2 学校で最初に書く文字は、やはり自分の名前であって欲しい

 もちろん、書けない子供が悲しい思いをしないように十分注意しなければなりません。何しろ、まだ学習していないことを要求しているのですから。

 さて、子供たちには、まずこう話しました。 

 これから、みんなに字を書いてもらいます。みんなの名前です。みんな自分の名前書けるかな?

 こう聞くと、
「そんなの書けるよ!」
と元気な声が返ってきました(中には不安な気持ちになっている子もいるはずですが)。
 ここで、下(略)のように印刷したB4大の画用紙を配りました。黒板に同じような四角を示し、私が自分の名前を書いて見せました。

 こんなふうに書きます。書けない人は先生に教えてください。先生が教えてあげますからね。じゃあ、始めてごらん。

 シーンと静まりかえった中、みんな真剣になって書き始めました。1分ほどすると、「先生、書けない」と言ってくる子が二人いました。
「ようし、先生が教えてやるぞ」
と紙に書いてみせると、安心した顔でまた書き始めました。
 結局こんな結果でした。 

○ 苗字も名前も書けない子・・・0名
○ 名前は書けるが苗字が書けない子・・・5名
○ 一応書けるが鏡文字になってしまう子・・・7名
○ 正しく書ける子・・・18名

 今週から、本格的に「ひらがな」の学習を行っていく予定です。

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