数字ゲーム(5までの数)

 昨日は、学習参観、学年懇談に多数ご出席いただきましてありがとうございました。初めてご覧になる子供たちの小学校での学習、いかがだったでしょうか。
 昨日、ご覧いただいたのは、5までの数の概念を作るための数字ゲームです。子供たちの様子を見ますと、全員の子供たちが5までの数を「数える」ことはできます。中には100までも数えることができる子供もいるようです。
 ただ、だからといって、全員の子供に数の概念ができているわけではないのです。「数詞を唱える」ことと「数概念が身に付く」こととは違うことなのです。
 例えば、100まで数えることができる子供に、
「87と89はどっちが大きい数?」
と聞いても答えられない場合が多いものです。
「どっちがどれだけ大きい?」
などという問いは、もう手に負えない問題となります。これは「数詞を唱える」ことができても「数概念」が身に付いていないことが理由です。

 授業の中では、次のように学習を進めていきました(使用カードは省略)。

 絵に好きな色を塗りましょう。

 絵に一つ一つ色を塗っていくことで、家は2軒、木は5本ということが確認されます。この作業はみんな無言でやっていました。1年生は色ぬりが好きなのでしょう。

 いちばん上はパンダですね。何頭いますか。そうですね。1頭です。パンダは1頭ですから、赤いクーピーで○を一つ塗ってください。(私も黒板に同じものをかき、塗って見せました。) 

 この後、同様に5まで塗らせました。ご覧いただいてお分かりのように、塗り間違えている子がいましたが、勘違いによる塗り間違いです。やはり一つ一つ私がやって見せないと難しいようです。

 次は、太線のところを横に切ります。 

 こう言って、まず私がはさみで切り離して見せました。子供たちが切り離したのを確認した後、 

 1〜5をバラバラにします。先生の「用意ドン」の合図で元に戻します。「用意ドン」 

 これはスムースにできたようです。
 この後は、次の手順で並べ替えを行いました。

1 赤丸を切り離し、赤丸を順番に並べる
2 全部をバラバラにし、「絵」「赤丸」「数字」を元通りに復元する

 2の作業は抵抗のある子供もいたようです。
 この後、時間があったら、絵と数字を裏返しにして神経衰弱ゲームをやる予定だったのですが、時間切れでできませんでした。次の時間にやろうと思います。
 5までの数に慣れたら、10までの数で同様の学習をしようと思っています。これは子供たちにとって難しい課題になると思います。5を超える数というのは1年生にとって抵抗のあるものなのです。さて、どうなるでしょうか。

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