同じ日?違う日?

 前号の続きです。右上に載せたのは教科書6,7ページです(略)。この見開き2ページも絵だけです。
 この学習は次のように行いました。
 子供たちは6,7ページを見ています。いろいろとお話を考えているようです。そこで、こう問いかけてみました。

 昨日勉強したところを開いてごらん。このページと、今日勉強するページは同じ日でしょうか。それとも違う日でしょうか。

 最初、ほとんどの子供が「同じ日である」と考えていたようです。ところが「違う日である」と考えたひろみさんが、次のような意見を出してくれました。
「先生がはいているスカートの色が違う。」
これで、かなりの子が「違う日」の方へ意見をかえました。しかし、まだ
「はきかえたのかもしれないよ。」
と反論する子もいます。
 そこへ次の意見が出されました。
「前のページの時は、池の周りに花が咲いていなかったけれど、このページはたくさんの花が咲いている。やっぱり違う日だ。」
 これで全員が納得したようすでした。さらに、こんな意見も出ました。
「前のページの池の中は草だけど、このページはつぼみがついている。」
「あんなに小さかった雛が、池の中で泳げるようになった。」
 前の学習に引き続き、子供たちは一生懸命に話をしてくれました。しかし、本当に細かいところまでよく見て、話作りができるものだなぁと再び驚かされました。

 さらに翌日です。8,9ページです。今度は教科書を開き、絵を見ただけで子供たちは話し始めました。
「あっ、夏になった。だって半袖着ているよ。」
「池の周りの花が少なくなっている。」
「池の中の花がつぼみだったのが咲いている。」
「雛だったのが飛べるようになった。」
 このように、十分に絵に対するイメージが膨らんだところで、『たかく たかく』の音読練習をしました。お話づくりをたっぷりした後での音読練習、びっくりするほど上手に読めました。

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