こんなに上手に書けるようになったよ

 ひらがなの学習を始めてしばらくになります。これまで学習してきた文字は以下の通りです。

し・つ・く・へ・い・り・こ・に・の・ひ・て・ん・ろ・る

 14文字です。多いと思われますか、少ないと思われますか。この時期、教科書では下に挙げたひらがなは書けなければいけないことになっています。

あ・い・う・え・お・か・く・そ・ら・の・さ・ん・し・ろ・き・る・ね・こ・ひ・に・わ・と・り・は・や・よ・み・な・ほ・も・け・む・ま・ち・て・つ・す・が・だ・で・を・ぼ・れ・げ・ぽ

 実に46文字です。一日3〜4文字を学習しなければならない計算になります。濁音、半濁音まで出てきています。5月中に促音、拗音を学習し、6月には作文を書くのです。無理です。「入学前にひらがなは書けるようになっている」という前提がなければ、どう考えても無理な計画だと思います。
 したがって、我がクラスでは一日一文字のペースで学習を進めてきています。無理なく、確実に覚えさせたいと考えているからです。学習は次の手順で行われます。

1 学習する文字が使われている言葉をクイズとして出す
2 その文字が使われている言葉探しをする
3 教師が黒板に書く文字を見る
4 全員で空書きをする(指で空中に書きます。そうすると書き順を間違えている子はすぐにわかるのです)
5 プリントに印刷されている文字を指でなぞる
6 プリントに薄く書いてある文字をなぞる
7 プリントのマスの中に自分だけで書く
8 おけいこ帳に練習する
9 プリントとおけいこ帳の絵に色を塗る

 9ステップです。複雑なステップのように感じますが、もう指示は出さなくてもよくなりました。ひらがな学習システムとして身に付いたのです。1〜4までを全員でやれば、5〜9までは子供たちが一人でできるようになったのです。その間、私は子供たちを見回りながら、おかしな書き順をしている子や鉛筆の持ち方のおかしい子に注意を与えたり、うまく書けている子をほめたりしています。
 子供たちは本当にしっかりした文字が書けるようになってきました。

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