読書週間で読書習慣を!(その3)

 昨日、「ぼくときどきぶた」という本の読み聞かせを行いました。4時間目の後半と、終会の時間を使って読み聞かせたのです。合わせて30分ほどでしょうか。1冊全部読み終えてしまいました。
 「はれときどきぶた」という本をご存知でしょうか。子供たちは3分の2ほどの子が知っていました。テレビでも放映されましたし、家に本があるという子もいました。「ぼくときどきぶた」は、この本の続編のような本です。
 子供が作った紙芝居の中から出てきた魔王が人間をみんなブタにしてしまうという内容の本なのですが、どの子も一生懸命に聞いていました。
 読み聞かせた後、

 この本を家で自分でも読んでみたい人?

と聞くと、これまた3分の2ほどの子が手を挙げました(全員に挙げてほしかったのですが)。
 全員を起立させ、私とジャンケンをしました。負けた子はどんどん座っていき、最後に勝ち残った子に最初に貸してやることにしたのです。
 秀男くんが勝ち残りました。1年生が一人で読むには少し難しいような気もしますが、最初は見るだけでもいいのです。本を好きになってくれればいいのです。
 秀男くんが読み終わったら、次の子へと渡していきたいと思います。
「読み聞かせた本を子供たちに貸す」
本を読む子にするための一つの方法です。
 さて、私は今、「本好きの子にする」ために次のような方法を考えています。具体的な作戦なしでは「本好きの子」にはなりませんから・・・。

頭出し法
 これは読み聞かせの一つです。ただ普通の読み聞かせとは違い、途中でやめるのです。それも話のヤマ場あたりでです。当然子供たちは続きが聞きたくて仕方ありません。そこでこういうのです。

 続きが読みたい人には貸してあげますが、誰かいますか?

 子供たちがもう少し文字を読めるようになったら始めたいと思っています。

テーブル図書館法
 子供用の机と椅子を準備し、右のような配置(略)で並べます。そして、そこに本を数冊置いておくのです。これでテーブル図書館のできあがりです。
 プリントが早くできた人、忘れ物をしなかった人、あいさつが元気にできた人などに、この図書館を利用する権利を与えます。ご褒美として権利を与えるのです。本を読むということに対してプラスのイメージをもたせることができます。テーブルクロスなどをかけておくと楽しい雰囲気の中で読書ができるかもしれませんね。

ブックリスト法
 右のような(略)形式のカードを使います。簡単に言えば、読書の記録を書くということです。ただ、このカードのポイントは「読みたい本」のリストをつくるということです。ちょっとした工夫ですが、本だけを記録していく読書カードとは大きな違いがあります。本嫌いの子供にとっては「読みたい本がある」というだけでも前進なのです。

 学校でやろうと思っている方法をいくつか紹介しましたが、お家で是非実践していただきたい方法があります。名付けて「読書マラソン」です。
 ノートを一冊準備します。そこに、読んだ月日、本の題名、著者などを記録していくのです(最初は題名だけでもいいと思います。あるいはお家の方が変わって書いてあげてもいいと思います。)この記録を6年間続けます。
 通し番号を付けておくことによって、入学してから何冊の本を読んだのかが一目瞭然です。小学校の読書記録として一生の宝にもなります。
 小学校を卒業するとき、600冊を越えるようなら素晴らしい読書量だと思います。
 読むたびに読書感想文などを書かされていたら、かえって本が嫌いになってしまいますが、これなら無理なく続けられるのではないでしょうか。数が増えていくことが子供の励みにもなります。
 是非是非やってみてください!

back