学級懇談資料

 早いもので、1学期も残すところ1カ月あまりとなりました。すっかり小学生らしくなった子供達、きっと皆さんも頼もしく思われていることで
しょう。
 毎日、一緒に過ごしていると子供質の成長ぶりがなかなか意識出来ずにいるものですが、子供達は確実に成長をしてきています。
学校生活の中で見た子供達の成長を「学習」「生活」の2つの面から考えてみたいと思います。

■学習
○ひらがなの読み書きが出来るようになった。
清音46文字、濁音20文字、半濁音、促音、長音、拗音
○簡単な文章を読めるようになった。
○10までの数がわかるようになった。
○和が5までの足し算が出来るようになった。
○5までの数の引き算が出来るようになった。

■生活
○元気よく挨拶が出来るようになった。
○違う保育所の友達がたくさんできた。
○給食の準備などが自分達で出来るようになった。
○少しずつ、自分達で判断して行動できるようになってきた。

 もちろん、これだけではありません。私の目から見て、特に気づいたものを挙げてみただけです。まだまだたくさんあるに違いありません。また、みなさんがご家庭で感じられていることもあるでしょう。(是非教えてください。)
 さて、前ページに挙げた「出来るようになったこと」ですが、子供によって一人一人その到達度は違います。先に挙げた全ての項目について、ほとんど完全に習得できている子供もいますし、大体は出来るけれど、まだ不安が残る子供達もいます。
 不安が残るというのは、具体的にいえば、例えば次のようなことです。

●まだ読めないひらがながある。              2名
●鏡文字になるひらがながある。              4名
●10までの数概念がまだ出来ていない。          5名
●5までの数のたしざん、ひきざんがまだよくできない。   5名

 ただ、これらについてはもう少し時間をかければ、必ず出来るようになります。(出来るようにしなければなりません。)
 私が子供達にとって大切だと考えているのは、「ていねいさ」「持続力」「素直さ」です。
 東京の小学校教諭、向山洋一氏は次のように言います。

 いかなる学習にとっても、大切なことは二点である。
 第一は「ていねいさ」である。第二は「持続性」である。
 これ以外の条件は、「例えば知能が少々よいというようなこと」は、どうでもいいことである。
 強いて言えば、他人の忠告を受け入れる「素直さ」があった方がいいが、上記の2条件を満たす子は、ほとんど「素直」であるからそれを入れることもない。
 これらを育てるためには、腰を据えてかかって数年は必要である。

 これらの中で、この時期の1年生にもっとも大切なのは「ていねいさ」であると考えています。ていねいさに欠ける子供達には次のような共通点があるそうです。

●1日にテレビを3時間以上見る。
●文字を書くとき、下敷を使わない。
●消ゴムを使わない。
●忘れ物が多い。

 以上、気がついたこと、考えていることを書き並べてみました。

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